この記事では、以下のことについて解説しています。
●ストックイラスト5社の長所&短所
●初心者が始めるなら「このサイトから!」
無印かげひと(@kage86kagen)です!
昨年から毎日作り続けてきた「ストックイラスト」ですが、今年2月でストックサイトに登録してから1周年を迎えようとしています。日々の制作の積み重ねにより、イラスト登録数も5000枚が目前です。
そこで今回は、サイト登録1周年ということで、管理人が登録しているストックイラストサイト5社について、各社の特徴的なサービスや長所&短所を紹介していこうと思います!
それではいってみましょう!
もくじ
現在登録しているサイトは「5社」

現在、管理人が登録しているストックサイトは、
●PIXTA
●i Stock
●Adobe Stock
●imageart
●イラストAC
上記の5社になります。
「PIXTA」、「i Stock」、「Adobe Stock」は2020年2月から、
「imagemart」は2020年6月、
「イラストAC」は2020年8月から登録しています。
ストックサイトは上記以外にも複数存在していますが、有名どころで言うと「アマナイメージズ」や「Shutter Stock」といったところでしょうか?
有料ストックサイトに登録する場合、「著作権は会社に譲渡しない」タイプが多いので、他のサイトと掛け持ちして素材の投稿をすることが出来ます。そう考えると、いろんな場所から収入を得たいので他のサイトにもどんどん登録したいところですが、素材をサイトに投稿する作業は思ったより時間がかかりますので、今のところは5社で留めています。
(つわものだと、7社8社も登録しているそうです…!)
しかし、これからストックイラストを始める方にとっては、「どのサイトから登録した方がいいの?」と悩みがち…。そういった方達のために、1年間ストックサイトを見てきた私なりの見解をご紹介したいと思います。
今回の紹介方法について軽く説明しますと、どのサイトも甲乙つけがたい優良サイトですので、順位付けするような紹介方法は避け、各サイトごとの「特徴&長所&短所」を紹介していく感じでいきたいと思います。
では、次項から詳しく見ていきましょう!
PIXTA

・本社:日本
・著作権譲渡なし(ロイヤリティーフリー(※))
・最低クレジット(報酬):27.5円(「ランク」によって報酬額が高くなる)
・投稿してから販売されるまでの期間:数日
※ロイヤリティーフリーとは:購入者が一度購入すると、使用許諾の範囲内であれば何度でも使用できる素材のこと。著作権譲渡ではない。また、購入者による第三者への「使用権」は譲渡できない。
「PIXTA」は、2005年に設立されたストックサイトです。本社が日本にありますので、投稿されている素材の大多数が「日本人向け」のイラストになっています。
高品質なイラストが勢揃い、かつ購入者は低価格で購入できるため、日本国内でも最も人気のあるストックサイトになっています。
最低クレジット(報酬)は27.5円ですが、クリエイターランクによって報酬は高くなっていきます。この「クリエイターランク制」というのは、累計ダウンロード数によって上がります。
また、PIXTAでは様々な購入の仕方があります。(単品での購入、定額制など)。たまに「エクストラライセンス」という買い方をされる場合がありますが、この時の報酬は通常よりも多くのクレジットが支払われるので、報酬も自然と高くなります。

エクストラライセンスというものが何かをざっくり説明すると、通常よりも大規模な媒体への展開や商品の販売のために、イラストを使用する時に必要な購入の仕方です。
例えると、特定の商品の販売を大量にする時(Tシャツのロゴ)だったり、書籍の部数販売に制限が無い、無制限での使用許可してもらう際に必要な買い方です。(通常の買い方の場合、総計30万部未満まで。エクストラライセンスだと30万部以上販売する時に必要)。
エクストラライセンスについての詳しい説明は、PIXTA内のヘルプをご参照ください。
[PIXTA]エクストラライセンスについて
報酬が高いエクストラライセンスで買われようものなら、もうウハウハ大興奮しちゃいますよね。(私の場合、エクストラライセンス購入はめったにありませんが(泣))
長所
●登録しやすい
PIXTAはなんといっても、イラストの登録がしやすいところがメリットだと思います。イラスト登録画面も見やすくて使いやすいですし、イラストを投稿する際のタグ付け作業もやりやすいです。
初心者にとっては、まさにうってつけのストックサイトだと思います。
●マイページが使いやすい
また、クリエイターのトップページになるマイページでは、これまでの購入履歴をはじめ、登録したイラストの一覧画面、クリエイターに有益な情報を提供してくれる「PIXTA Channel」といった情報ページも存在します。
「PIXTA Channel」では、PIXTAが長年の購入データから分析した「今月はこれを作った方がいいよ」といった「テーマ」を毎月教えてもらえるので、何を作ればいいのか迷う方への道しるべになることでしょう。
●保証サービスが手厚い
PIXTAは著作権譲渡ではなく、あくまでもロイヤリティーフリーです。万が一、著作権侵害等があった場合は、損害された全部、または一部をPIXTAが保証してくれます。
私は今のところ被害にあっていませんが、あくどい人だと「PIXTAの素材を購入せず、サンプルダウンロードのイラストを加工して平然と使っている」というやり方で、不正にイラストを使用している人もいるそうです。
短所
●「ベクター素材(EPS)」の審査が厳しめ
「jpg」や「png」データ形式のみで素材をあげる方はあまり関係ありませんが、illustratorで作ったベクター素材(EPS形式)を投稿する時には要注意です。
PIXTAの審査基準では、EPSデータ内に「オープンパス」や「パスの孤立点」があると、販売NGとなりイラストの再提出が必要となります。
PIXTAではベクター素材の審査が少し厳しめなので、投稿する前にはよくよく確認してみてください。
Adobe Stock
・本社:アメリカ
・著作権譲渡なし(ロイヤリティーフリー)
・最低クレジット(報酬):0.33$
・投稿してから販売されるまでの期間:数日
「Photoshop」や「illustrator」を提供している会社で有名な「Adobe」が運営しているストックサイトです。Adobe Stockは2015年からサービスを開始しており、海外でも広く使用されているので、海外の購入率も高いのが特徴です。
購入されやすい絵柄の傾向としては、「シンプルなデザイン系絵柄」が多いと思われます。日本特有の漫画向け人物イラストの販売率は低め(個人談)なので、逆に言えば人物以外の「食べ物」や「家電」、「建物」などの素材が売れやすいかもしれません。
実際、Adobe Stockのトップ画像やおススメ画像にも、そういった絵柄のイラストが偏って紹介されているような気がします。
長所
●素材の審査が通りやすい
よほどのことが無い限り、イラストの審査は一発で通ることが多いです。先ほど説明した「PIXTAのベクター素材審査」よりもかなり甘めです。
Adobe Stockは特に気にしていないのか、EPSデータ内に「オープンパス」があったとしても、販売NGになることなく販売されます。
ただし、特定のものをモチーフとしたイラスト(Adobe によると「歴史的な名所」、「特徴的な形状のおもちゃ」、「固有の動物」などが該当)を投稿すると、「プロパティリリース」を求められ差戻しになるパターンが多いです。
例えば下記のような感じのイラストです。(下記のイラストの場合、「固有の動物」と「ブラシのプロパティ」がうんちゃらなんちゃら…という理由で販売NGとなりました。)

プロパティリリースについての詳しい説明は、Adobe Stcok内のヘルプをご確認ください。
[Adobe Stock]プロパティリリースについて
●タグ登録が50個超えたら自動的に削除してくれる
大半のストックサイトでは、購入者が検索しやすいよう利便性を考えてイラストへの「タグ登録」が必須となっています。私が登録している全てのストックサイトでは、最大50個までタグ登録が出来るサイトばかりです。
タグをたくさん付ければ付けるほど、検索にヒットしやするくなる。しかし、この「タグ登録」というのが想像以上に面倒くさい作業なんですよね…。
AdobeStock特有の「タグ登録が50個超えたら自動的に削除してくれる」という機能がどういうことかというと…、
少し話が脱線しますが、とあるソフトを使用すると画像データ一つ一つにメタデータとしてイラストのタイトルや「タグ」を設定することが可能です。(これをIPTC情報というらしい)
私は、このとあるソフト「Adobe のBrige」でタイトルやタグ付けを行っていますが、このソフトであらかじめメタデータを設定しておくことによって、ストックサイトでアップする時にサイト側がメタデータを読み取って自動でタグを反映してくれます。
話を戻すと、Brigeでタグ付けをする際には今現在入力している「タグ」の個数が表示されないので、場合によっては勢いで50個以上タグ付けをしてしまう時があります。
それを知らずにAdobe Stock以外のサイトで投稿すると、「タグが50個以上登録されています」とエラーではじき返されてしまうので、そうなるとタグの間引き作業が入ってしまい、かなり面倒くさいです。
ですが、Adobe Stockの場合だと51個目以降のタグは自動的に削除してくれるので、イラストをすんなり投稿することができます。
マニアックな話になりましたが、タグ付け作業で言うとAdobe Stockが一番楽かもしれませんね。
短所
●マイページの「プロフィール画像登録」で融通が効かない
これは個人的な意見ではありますが、Adobe Stockのマイページのプロフィール画像登録がひと癖あって使いづらいです。
プロフィール画像はアップしている画像からしか選べず、しかもトリミングが出来ないので好きな大きさで表示できない、というもどかしさ…。
なので、私のプロフィール画像はかっこつかない感じになっています。もし、「こうしたらいいよ」というやり方をご存知の方は、ぜひとも教えてください!
i Stock

・本社:カナダ
・著作権譲渡なし(ロイヤリティーフリー)
・最低クレジット(報酬):0.1$
・投稿してから販売されるまでの期間:早ければ即日
親会社が「ゲッティイメージズ」のストックサイトです。設立は2000年で、PIXTAよりも歴史が長いです。i Stockではイラスト以外に動画も投稿することができますので、「動画素材」や「Live2D」イラストを作成している方は、登録してみるのもいいかもしれませんね。(ちなみに、PIXTAやAdobe Stockでも動画を投稿することが可能です)
i Stockは、Adobe Stockと同様全世界で広く利用されているストックサイトで、売り上げ確認画面ではどこの国の人が買ってくれているのか分析することができます。他には無い機能なので、ちょっとしたモチベーションにも繋がります。

長所
●審査が速い
体感ですが、投稿したイラストの審査がめちゃ早いです。早くて即日、遅くても1~2日後には審査が終了します。
動画を投稿した時にも、1,2日で審査されて即販売開始となることが多いです。
●どの国の人に購入されたかが分かる
先ほども紹介しましたが、i Stocは全世界で広く利用されているので、国別の売り上げデータが分かります。どこの国に需要があったのか、一目瞭然ですね。
短所
●登録画面が全部英語
英語をあまり利用していない方にとっての難所ですが、イラスト登録画面が全て英語表記となっています。日本語しか馴染みが無い人にとっては、クリエイター登録するさえもハードルを高く感じがちです。
最初は手間取りさえしますが、どっちにしろイラスト投稿作業は流れ作業になるので、日が経つにつれそんなに気にすることはなくなります。
●画像データのタイトルを英語表記にしないと登録できない
ストックイラストを複数掛け持ちにしている人にとって、作業量が追加される面倒くさい事項です。i Stockは他のサイトとは違い、画像データのタイトルを英語表記にしないと投稿できません。
英語がほとんどできない私の場合は、「グーグル翻訳」を使って英語に訳したのちに、i Stockの登録画面でイラストデータのタイトルを変更しています。
●売り上げは毎月20日にならないと公表されない
他のストックサイトでは、イラストの売り上げが発生したらリアルタイムで報告してくれますが、i Stockの場合は1ヶ月ごとにまとめて報告されます。
月の売り上げ報告は毎月20日に公開されますが、その月に公開されるのは「先月分の売り上げ」。つまり、1月の売り上げは翌月2月の20日にならないと確認できないということです。
imagemart

・本社:日本
・著作権譲渡なし(ロイヤリティーフリー)
・最低クレジット(報酬):50円(2021年1月現在)
・投稿してから販売されるまでの期間:数日
親会社が総合写真エージェンシーの「株式会社アフロ」です。もしかすると、どこかでこの会社名を見たことがある人もいるかもしれませんね。番組などで使われる写真の片隅に「アフロ」表記がありましたら、この会社のことを指します。
このストックサイトは、昨年2020年6月にオープンしたばかりの新しいストックサイトです。購入者は定額プラン(750点/月)だと1枚28円で購入できます。素材をたくさん使用する利用者にとってはお得かもしれません。
オープンしたばかりで他のストックサイトと比べると便利な機能が少ないですが、今後のアップデートに期待です。
長所
●ロイヤリティーが高い(ただし2022年3月31日までに投稿した作品のみ)
新規顧客&クリエイターを獲得するため、お得なキャンペーンのひとつとして「ロイヤリティー(報酬)が高い」ことが特徴です。ただし、これは2022年3月31日までに投稿した作品のみが対象となります。
キャンペーン期間が過ぎた後に登録したイラストが購入されると、通常のロイヤリティーになりますのでお気を付けください。
imagemartに登録するのであれば、今のうちにイラストをたくさん投稿しておくのもいいかもしれませんね。
短所
●「マイページ」がない(※2021年2月以降変更あり)
他サイトでの場合だと、クリエイターページ機能が備わっており、購入者がクリエイターの他の作品を見ることができますが、imagemartでは今のところ「ダッシュボード」機能(投稿、売り上げ履歴の確認)しかありません。
また、購入者側がイラストを選ぶ時に表示されるページには、クリエイターへのリンクが貼り付けていませんので、その作者が他にどういった作品をあげているのか確認できません。

マイページがあれば、絵柄を気に入ってくれた方が連鎖的にイラストを購入してくれるチャンスもあります。ですが、imagemartではそういった恩恵を受けることができません。
逆に言うと、知名度に関わらずイラスト1枚のガチ勝負なので、購入回数が多いかどうかで自分の絵柄が需要あるのか見定められるかもしれませんね。
※2021年3月追記
imagemartのマイページ機能ですが、たくさんの要望により2021年2月から実装されました!
…とは言いつつ、他のサイトと比べるとまだ機能は少なめですが、絵柄による「まとめ買い」のチャンスは上がったかもしれません!
イラストAC

・本社:日本
・著作権譲渡あり(著作者人格権も譲渡なので、自作主張できない(※後ほど解説))
・最低クレジット(報酬):1ダウンロード4.36円(2021.06.14現在)
・投稿してから販売されるまでの期間:早くて即日
今まで紹介した4つの素材サイトと大きく違うのが、この「イラストAC」です。このストックサイトでは、購入者はイラストを無料でダウンロードできます。
無料会員登録を行えば1日最大9枚までダウンロードできますので、購入者にとってはとても嬉しいサイトと言えるでしょう。
長所
●審査が速い
イラストACも「i Stock」と同様、審査が割と速いです。早ければ即日、遅くても翌日までには審査が終わります。
●ダウンロードしてもらいやすい
言い方が悪いですけど、ちょっとイマイチなイラストを投稿しても、最低でも1回ぐらいはダウンロードしてくれる可能性があります。
ダウンロード回数が多ければ多いほど、自分の絵が需要あるかどうかが分かる「物差し」になるかもしれませんね。
短所
●著作権を譲渡することになる
イラストACの規約により、投稿したイラストは全て「著作権」を譲渡することになります。
著作権を譲渡してしまうと、例え自分が描いたイラストであっても勝手に使うことができません。自サイトやSNSで作品を発表することもできません。このように、著作権は「イラストAC」に譲渡となります。
さらに注意してい頂きたいのが、著作権の他に「著作者人格権」も渡すことになります。
著作者人格権って?
著作権(財産権)はほかの人に譲り渡すことができますが、この著作者人格権は、作品を作った人自身の人格を保護するという目的がありますので、譲ることができません。
したがって、たとえ著作者が著作権(財産権)を譲ったとしても、著作者人格権は、著作者が持ち続けることになります。
(中略)
著作者人格権の保護期間は、著作者の生存中ときめられています。しかし、たとえ著作者が亡くなった後でも、著作者人格権を侵害するような行為をしてはならないということも定められています。
引用元:みんなの著作権教室(http://kids.cric.or.jp/intro/01.html)
通常のクライアントワークでは、著作権を譲渡をすることはあっても「著作者人格権」を譲渡する事象はほぼありません。なぜなら、著作権譲渡してしまうことにより、今後クリエイターに一切の利益が入ってこないためです。(例えば「印税」や、「二次利用料」など。)
この観点から見ても、イラストACはかなりレアなケースと言えるでしょう。

引用元の通りにいくと、著作者譲渡権を渡すと「自分が描きました!」といった自作発言もできません。ただ、イラストACではイラスト投稿者の「マイページ」機能があり、自作発言が明確に出来ている状態です。もしかすると、マイページ機能だけはイラストACの名の下で「自作発言してもいいよ」ということなのでしょうか?
●報酬が低い
有料ストックサイトと比べると、ダウンロードの報酬がかなり低いです。1枚ダウンロードで報酬は「4.36円」となります。
数年前までは「3円」、2021年6月までは4円でした。少しずつ値上げはしているものの、やはり著作権譲渡の割には低めですね…。
●タグ付け審査が厳しい
さらに、イラストACは「タグ付け」の審査が結構厳しいです。イラストとは関係ない言葉が1つでも混じっていると、即差し戻しとなります。特に2021年に入ってからは差し戻しされる確率が高くなっており、「え!?このタグでもだめなの!?」といったような他クリエイターの嘆きをよく聞きます。
ちなみに、ちょっとした文章になっているタグも即戻しです。(例:「手をあげる」、「走り出す」、「水を入れる」、などといった2つ以上の意味を含んでいる文章など…)
イラストACについてざっと説明しましたが、こちらは他のサイトと違いちょっと特殊なストックサイトとなっています。
「著作権を渡してもいい」というのであれば、イラストACで活動するのもありだと思います。しかし、今後イラストACに投稿したイラストをポートフォリオに掲載したい場合、投稿したイラストは一切使うことができませんので、投稿する際はよくよく考えて頂ければと思います。
・落書き感覚で描いたイラスト
・有料サイトに上げようと思ったけど出来栄えがイマイチだったイラスト
…などといったイラストをあげるようにしています。
ストックサイトを始めるなら、まずは「これ」から!

ということで、合計5社のストックサイトを紹介してきました。
どのサイトも良し悪しはありますが、初めに登録するなら、個人的には「PIXTA」かな?と思います。
PIXTAサイト内は全て日本語表記ですし、初心者へのアドバイスも他のサイトと比べてかなり充実しています。まずはPIXTAで感覚を掴んでから、他のストックサイトに登録するのもいいかもしれませんね。
補足ですが、有料DLタイプのストックサイトの多くでは、イラストを投稿する際の著作権はイラスト製作者に属します。購入者はあくまでも「イラストの使用料」を支払い、そのマージン料をもらう…という流れです。
なので、各サイトで「著作権は製作者に属します」と規約に書かれているサイトに関しては、そのサイトでイラストを登録しつつ、他のストックサイトにも登録することが可能です。(いわゆる複数登録)
私が登録しているのは、そういった記述がある
・PIXTA ・Adobe Stock ・i Stock ・イメージマート
この4社には全て同じイラストを投稿しています。
逆に、イラストAのように「著作権譲渡(と著作者人格権)」タイプの場合、規約上他のサイトにイラストを投稿することができません。
ストック初心者の中には「複数登録っていいのかな…?」と迷う方もいらっしゃいますが、「著作権が自分に属す」タイプであれば、4社でも8社でも登録OKです!
ただ、将来的に複数のストックサイトに投稿しようと考えているのであれば、最初から複数登録しておいた方が断然ラクです。
なぜなら投稿作業に時間がかかるからです。例えば、イラスト枚数が1000枚を超えた時点で新しいストックサイトに登録しようとすると、イラスト投稿作業(主にタグ付け作業)に相当な時間がかかってしまいます。
実体験を話すと、私はイラストを1000枚制作した時点で「imagemart」に新規登録しましたが、登録作業に丸々5日間かかりました…。(5日丸々です。)
ですので、複数掛け持ちしようと考えている方は、最初のうちに一気に登録した方が楽かと思われます。ぜひ検討してみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、管理人のストックサイト登録1周年を記念して、ストックサイト5社を比較した記事を制作しました。
どのサイトも魅力的ではありますが、最初に登録するなら初心者のサポートも充実している「PIXTA」をおススメします。ただし、今後複数掛け持ちを考えているのであれば、やり初めのうちに一気に登録しておくといいでしょう。
ストックサイトは成果が出るまで時間がかかるものの、将来は「不労所得」になりうる「財産」になります。イラストが少しでも描ける方、イラストを収入にしたい方など…、イラストを収入したい方はぜひ登録してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!
↓↓↓今回紹介したストックサイトのリンク先です↓↓↓


