ストックイラスト

[ストイラ]必ずしもEPS(AI)形式で投稿しなくてもいい話

この記事では、以下のことについて解説しています。

●「EPS」形式での投稿について
●「JPG」形式でもかなり売り上げはある
●絵柄によっては「JPG」販売のみでもOK?

こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です!

ストックイラストを初めて早10ヶ月、もう少しで1周年を迎えようとしていますが、今月に来てから月の売り上げがいつも以上に伸びています!

どうやら、ストックイラストは今の時期が年を通して1番の稼ぎ時だそうです。
理由としては、「年賀状」素材の売り上げに加えて、「クリスマス」イベントでもイラストが利用されるからだとか…。

かげひと
かげひと
おかげさまで、私が上げた年賀状素材も結構買って頂いています。

そこで今日は、ストックイラストに関連した話をしていこうと思います。
その名も、「イラストは無理してEPS(AI)形式で上げなくてもいい!」ということについて!

…いや、年賀状素材関連の話じゃないんかい。

ストックイラストを始めようとしている方。その中でも「illustrator」を使用せずに始めようとしている方には必見です!
ぜひ、最後までご覧ください!

ストックイラストは基本的に「3種類」で販売

クリエイターが描いたイラストを登録し、それを購入者が好きなタイミングで購入。ダウンロード後、すぐに使用できることが魅力的な「ストックイラスト」というサービス…。

このサービスが有名な会社といえば、「PIXTA」、「AdobeStock」、海外だと「iStock」、著作権譲渡込みだと「イラストAC」が有名ですね。

ワインさん
ワインさん
その他にも、まだまだ多くのサービス会社が存在します。
有料販売会社では、著作権譲渡ではないから、7社掛けもちして投稿している方もいるんだとか…。

ストックイラスト」を略して「ストイラ」と呼ばせてもらってますが、イラストを販売する時のデータ形式については、ほとんどの会社で「3種類」で販売することができます。

JPG形式:高画質なのにデータサイズが小さい
PNG形式:透過を活かしたイラストを販売する時はこちら
EPS(AI)形式:線が「ベクター化」されて、どれほど拡大縮小してもイラストが汚くならない。

大体、上記の3種類でイラストを登録することができます。

お気づきの方もいるかもしれませんが、より多くのお客さんに買ってもらうには、すべての保存形式で販売した方が売り上げが見込めます。

 

…と、思いがちですが、一概にはそうは言えません。

「JPG」一筋でかなり売り上げている人もいる

今年の9月頃に、PIXTAで開催された「初心者向け販売セミナー」に参加させていただきました。
その情報によると、JPG形式」のみでしか販売していないけど、全種類で上げている方に負けず劣らずかなりの売り上げがある方の話を聞きました。

気になったその方の「絵柄」を見てみると、手描きの水彩画で描かれた背景フレーム系素材を販売していました。

ワインさん
ワインさん
水彩画特有のにじみがとてもきれいでしたよね!優しい雰囲気を出したい企業などが購入しそうでした!

自分の「絵柄」によってはJPGだけで販売したほうがいい

以前の記事でも紹介しましたが、上記のような「アナログ」のようなイラストデジタルで「鉛筆」のような手触りのイラストを描いた場合は、これをillustratorに持って行って「ベクター化」することに不向きです。

理由としては、illustratorでベクター化しようとするとき、illustratorが「にじみ」や「かすれ」も無理して線化しようとするためです。

過去記事→「クリスタ勢」は、果たしてストックイラストで稼いでいけるのか?

その結果、かえってイラストの雰囲気を損なってしまう場合があります

上記のように水彩っぽいイラストを「ベクター化」すると、にじみが除去され色が「階調化」されてしまいます。
これだと、水彩特有の表現が活かされません。

かげひと
かげひと
CLIP STUDIO PAINT」の筆ブラシでアナログのように描いたイラストですが、これを「ベクター化」すると、イラストの雰囲気が残念な感じになります…。

JPG販売だけで売り上げている方もいますので、制作者の絵柄によっては、無理をしてEPS(AI)形式で販売することも無さそうですね

私の絵柄はベクター化したほうが良い?

ということで、ここから先は「ベクター化して販売したほうが良い絵柄」と、「無理してベクター化しなくてもいい絵柄」について、個人的な見解ではありますがまとめてみました!

ベクター(AI,EPS形式)でも販売したほうがいい絵柄

主線がはっきりしているイラスト
色数が少ないイラスト

主線がはっきりしているイラストは、ベクター化した後に変な線になる確率が少ないです
また、色彩数も「10色」以下のイラストの方が良いでしょう

イラレでベクター化する時に「画像トレース」という項目を選ぶことになりますが、この中の「3色変換」~「16色変換」を選択してトレースした方が、一番うまくいきやすいです。
この色数に収まる色使いをすれば、ベクター化しやすくなります。

 

上記のようなイラストだと、ベクター化には絶対不向き
かげひと
かげひと
…そもそも、このイラストをストイラに登録したところで、使える箇所は限られるし、需要はほとんど無いと思う…。

逆に無理してベクター化しなくてもいい絵柄

アナログで描いたイラスト
・デジタルの「鉛筆」、「油絵筆」、「水彩系ブラシで描いたイラスト

逆に、上記のような「ぼかし」や「にじみ」表現を使ったイラストは、無理にベクター化せず、JPGやPNGで投稿しても問題ありません
左の「ろくろ首」イラストは「JPG」のみで販売していますが、今のところ販売数1位です。

※ちなみに、上記のようなイラストを「PNG」形式で販売しようとする際に「主線」までにじみやぼかしを入れてしまうと、サイト側から「透過部分が不自然」ということで販売NGになってしまう可能性があります。
そうした場合、主線外に色を一切配置しないか、JPG一本で販売しても問題ないと思います。

絵柄を判断してEPS形式で販売するかしないか決めよう

今まで説明した通り、「EPS(AI)」形式でデータを販売した方がいいかどうかは、ご自身の絵柄によります。

EPS形式でも販売した方が多くの購入者に手に取ってもいやすいですが、JPG販売のみ売り上げている方も多いです

ベクター化するためには、「illustrator」を購入しなければできませんので、自分のイラストの絵柄に合わせて「EPS形式」販売も行うかどうかを決めた方が得策です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
本日は、「イラストは無理してEPS(AI)形式で上げなくてもいい」話についてまとめてみました。

JPGPNGEPS形式3種類全てで販売した方がベストですが、イラストの絵柄によっては無理をしてEPS形式で販売することはありません

逆にベクター化してしまうと、元のイラストが変に改変されてしまう可能性があるからです。

主線がはっきりしている
色数が16色以下
であれば、ベクター化した方がいいですが、

アナログで描いたイラスト
デジタルの「鉛筆」、「油絵筆」、「水彩」系ブラシで描いたイラスト
については、ベクター化せずそのままJPG形式のみで販売した方がおススメです。

投稿するだけで勝手に稼いでくれる「ストックイラスト」。頑張れば貴重な不労所得源にもなりますので、これからストイラを始められる方はぜひご参考ください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

それでは!

イラスト素材・ベクター素材のピクスタ
イラストレーターを目指す会社員(退職準備中)
無印かげひと
「少しエモいイラスト」と、「ビジネス向けイラスト」の2種類の絵柄を使い分けるフリーランスイラストレーター。コーヒーとワインと無印良品が好き。