ストックイラスト

ストックイラストを効率的に生産する方法[人物編]

こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です!

現在、イラストレーターを目指すため、会社の退職準備の真っ只中です。

退職準備も大変ですが、一番の懸念事項は退職直後の無収入…。約1ヶ月半後に退職する予定ですが、お金に関してはどうしても不安ですね。

そこで、退職後仕事を獲得できるまでの間に少しでも不労所得になればと今年2月から始めたのが、記事の題名にも書いている「ストックイラスト」です。

このストックイラストについてですが、毎日コツコツ作り続けたかいがあり、6ヶ月目で素材の登録数がもうすぐ1000枚を超えようとしています!
フルタイム勤務をしつつ、コンペに参加してPRしつつ、ポートフォリオも準備する…。
1日の半分以上が仕事で潰れる中、これだけの量を描いている人はそうそういないのではないでしょうか?

ワインさん
ワインさん
精が出ますね!でも、退職後が本番ですからね。今体を壊すといけないので、あまり無理をなさらずに。

これほどの量を描けたのは、ひとえにストックイラストの先駆者さん達のおかげです。先駆者さん達のアドバイスを読み漁ったおかげで、ストックイラストの作り方のコツを大分掴めてきました

そこで今回は、「ストックイラストの効率的な作り方(人間編)」について、自分なりの作業方法を紹介したり制作する時のネタ探しなどについてお話していきたいと思います。

人物イラストは何から作るべき?

ストックイラストに登録したての初心者は、まず何から描こうかな?悩んでしまいがちです。かく言う私もそうでした。

これは大前提の話になりますが、ストックイラストはイラストを必要としている利用者に使ってもらうために描くので、買い手が購入したくなるようなイラストを描かないといけません
自分は〇〇が好きだから○○しか描かない」という芸術家やアート思考のまま描いても、よほどの有名人ではない限り購入する人は少ないと思われます。

ですので、ストックイラストを描くときには、買い手の気持ちになってイラストを描く必要があります

コーヒーさん
コーヒーさん
当たり前のようなことだけど、忘れてしまいがちなんだよね。だから、買い手が購入したくなるようなイラストを描いてみよう

では、買い手が必要とするイラストとは、どういったものを指すのでしょうか?
参考になるイラストは、実は私たちの身近に存在します。本当に身近です。

例えば、新聞に挟まっているスーパーのチラシ。その隅っこには、結構な確率で人物イラストが使用されている場合が多いです。

ワインさん
ワインさん
よくありますよね。主婦が買い物かごを持って買い物しているシチュエーションだったり、化粧品のチラシだったらスキンケアをしている女性のイラストだったり···。

このように、イラストは本当に様々な場面で使用されています
イラストが活用されている媒体を見つけて観察してみれば、「ああ、このチラシにはこんなイラストが使われるんだ!」と発見できるはずです。

初心者が描くストックイラストは、まずはよく使用されるシチュエーションの人物イラストを描いていけば間違いないでしょう。

次項からは、そんなイラストが必要とされる場面を知る方法を、いくつか載せてみました。

必要とされるイラストを知るための方法

町中を歩く

町中をぶらぶら散歩していると、いろんなお店の看板や、ポスターなどが多く見かけると思います。

何メートルも高いところにある大きな看板公園の注意書きを載せた看板飲食店のメニューを紹介するポスター···。
あげだすとキリがありませんが、看板やポスターにイラストは使用されていませんか?

看板のイラストは「特注」かと思いきや、以外にもストックイラストが使われている看板が多いです。そこに使われているシチュエーションを真似して描いてみるのもいいと思います。

ワインさん
ワインさん
工事現場には「立ち入り禁止イラスト」がよく使用されていますが、これもストックイラストサイトから購入して使われている場合も多いです。
よく見かけるシチュエーションのイラストを描いておけば、誰かが必要として購入されることでしょう。

パンフレット、チラシを見る

新聞に挟まったチラシ街で配られているビラオープンキャンパスの案内パンフレット···。
これらもよく観察すると、意外と人物イラストの使用頻度が多いです

オープンキャンパスのパンフレットなんかは、新入生を募集する時期が近づくとほとんどの大学は発行するはずです。
そう考えると、大学に関するイラストなんかも使用頻度が高そうですね

こういったイラストも特注せず、コストカット(時間短縮)のため既に出来上がっているストックイラストサイトから選ぶことも少なくありません

すぐにクシャクシャぽいしそうなチラシパンフレットにも、ストックイラストの制作のヒントがつまっています。こういったチラシは無料で貰える機会が多いですしストックイラストのネタ探しにもなる…。ストックイラスト制作をしている方にとっては嬉しい限りです。

ブログを覗く

企業ブログ個人ブログでも、多くのストックイラストが使用されています。

介護に関して記事を紹介しているとある企業なんかは、長年同じクリエイターのイラストを使い続けています。
こうして目を付けてもらって「大人買い」してもらえば、こっちとしてはウハウハですよね♪

まずは自分の好きなジャンルでもいいので、企業のHPやブログサイトなどをネットサーフィンしてみましょう。ブログはどちらかというと写真が使われることが多いですが、イラストの使用頻度も負けじと多いです。

ワインさん
ワインさん
記事の合間に挿絵として使用されていたりすることも多いです。

100均を覗く

これは私がよく使っている方法です。
ストックイラストって、100均商品に使用されていることが予想以上に多いんですよね

「これ、なんだか見たことある絵柄だな…」と思っていたら、PIXTAさんのクリエイターのイラストが使用されていたりします。
そういった現象を何度も目撃しました。

やはりこれも「外注コスト(予算も時間も両方)」を抑えるため、ストックサイトを活用しているのでしょう。

100均で利用されているイラストを見つけて、同じシチュエーションを描いてみるといいかもしれませんね。

ストックサイトで見かけたイラストが使われている商品は、
衣類関係(靴下とか)
おもちゃ
花火のパッケージ
他にもたくさんあるけど、管理人はよく目にしたのは上記の商品かなぁ。

実際に人物イラストを効率よく描いてみた

では、実際に人物素材イラスト効率よく大量に作っていきましょう
今回は例として、会社員を題材に制作してみました。

まずは、上記のように「基本のポーズ」を定めて描きます。。

ストックイラストを作成する時の自分の心構えですが、
自分の絵柄(個性)のクセを抑えて
誰でも使用しやすい
時代に合わせたシンプルな色使い
を心がけた絵柄で作成しています。

ワインさん
ワインさん
たくさんの色で描くのではなく、数種類の色数で抑えたイラストの方が、使用範囲が広いです。これならどんな場面でも使えそう。

このイラストさえ作っておけば、これをちょっといじって数種類のシチュエーションに展開することができます。

ひとつのシチュから展開させてみよう

この基本のイラストの表情手の動き持ち物を変えることによって、多彩なシチュエーションを短時間で生み出すことができます。

顔と手の動き

すべての購入者がニコニコしている人物イラストを使うわけではありません。
売り上げNo.1!」を表現するためにとびっきりの笑顔の人物イラストを選んだり、「こんなクレームがありました…」といったネガティブ表現をするため、悲しい表情を選んだりすることもあります。

様々な場面で使ってもらうチャンスを逃さないため、「喜怒哀楽」の表情を変えたイラストも登録しておきましょう。

ひとまずは「喜怒哀楽」は全て作っておいた方がいいです。
これに加えて、「疑問を抱いている顔」や「困り顔」も作っておくといいかもしれません。

顔の表情と合わせて腕の動きを付け加えれば、さらに分かりやすいイラストになります。

持ち物を持たせてみる

上記のイラストに、持ち物を持たせてバージョンも作ってみましょう
持ち物を持たせると、表現したい、伝えたい内容が一目瞭然になるので、購入者がより使いやすいイラストになるはずです。

そうして描いているうちに、素材イラストがどんどん増えてくると思います。
シチュエーション1人1人ごとにサイトにアップするのもいいですが、
私の場合は、複数のイラストを1枚のデータにまとめて、それを素材として登録していいます。

理由としては、購入者目線で考えた時に「この1つのデータがあれば、今行っているプロジェクト、あるいは今度アップするブログ記事に使えるかもしれない」というお得感を思わせて購入してもらうのが魂胆です。

表情豊かな下記のイラストさえ購入すれば、これだけでブログ記事を彩ることができそうですね。

「背景」を作っておけば2度おいしい

背景の話になってはしまいますが、あらかじめ背景素材を作っておけば、
既存のイラストの後ろに挿入してシチュエーションを醸し出せる
背景単体で素材サイトにアップできる
上記の意味合いで2度おいしいことになります。

例えば以下のイラスト。

先ほど話したパターンとは逆になりますが、
これを作った当初は「縁日に出かける家族」ということで、分かりやすく表現するために背景を後付けで制作しました
ですが、背景単体として素材を登録しておけば「背景単体」で購入する人もいるかもしれないので、後日「背景」を単品でアップしています。

背景イラストも作っておけば、もしかすると一石二鳥なことがおこるかもしれません。
さらに、この背景イラストも別の人物イラストに流用できる可能性もあります

個人的には1枚の中に「8通り」以上のイラストは載せないほうがいいかも

クリエイターによっては、今まで紹介した通りに、1枚の素材に複数のイラストを載せているいわゆる「パック」形式で登録している方もいらっしゃいます。

ただし、購入者が素材を検索する時に表示される「サムネイル画面」が小さく見にくくなってしまうので、セット品にするならある程度数を絞った方がいいでしょう
個人的には、最高でも8枚を超えるイラストは載せないようにしています。

どうしていもたくさんの素材をセットにしたい場合は、下記イラストのように「基本バージョン」だけを大きく表示しておけば、サムネイルでも見やすくなるかもしれません。
あ、この絵柄でこんな表情の素材がセットになってるんだ」と購入者が足を止め、より詳しくイラストを見てくれる場合があります。

(一番左の「基本バージョン」だけ大きめにし、後は小さめに縮小。)

単品であげるのか、はたまた「パック形式」であげるのか…。
どちらの形式で登録するかは、個人にお任せします。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はストックイラストの「人物イラスト」を効率的に作る方法を紹介していきました。

どんな素材を作ればいいのか迷ったら、チラシ、パンフレット、店の看板などを見てみると、アイデアを分けてくれるかもしれません。
ストックイラスト作りのネタは、予想以上に身近ににゴロゴロ転がっています。

また、いざ人物イラストを作り始めたら、まずは「基本のポーズ(直立不動や正面を見たポーズ)」を作り、そこから「表情」、「手、腕の動き」、「持ち物」を持たせるなどして様々なバリエーションを作るようにします。この制作方法でいけば、短時間で素材をたくさん作ることができます。

あとは、常に「買い手の気持ち」になって描くことも大切です。
購入者はどのようなイラストを求めるのか?今流行っているジャンルは?
などなど、トレンド対して常にアンテナを張っておき必要とされるイラストを描いていけば、自然と購入回数も多くなります。

私のイラストも現時点ではそんなにダウンロードされていませんが、収入を支えてくれる不労所得になるように、これからもコツコツストックイラストを作っていこうと思います。
今回の記事が、ストックイラストを始めようとしている方の手助けになれば幸いです。
ともに頑張っていきましょう!

それでは!

P.S
現在、3社においてストックイラストを登録中です。
今月で登録数1000枚を超える予定です。
ぜひ覗いてみてください!

イラストレーターを目指す会社員(退職準備中)
無印かげひと
のんきでおっとりしたフリーランスイラストレーター。魅力的なイラストを制作します。コーヒーとワインと林檎が好き。