こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です!
今回は、今までとはちょっと違った記事をお届けしようと思います。その名も、「美術展レポート」!
今はご時勢でなかなかできませんが、実は私「美術館巡り」も趣味のひとつでして、色んな場所の美術館に訪れて、素敵な美術展を見ることも楽しみのひとつです。
都心の美術展にも何度か足を運んだことがありますが、これらは全て仕事の出張ついでに見に行っていたので、心行くまで絵を観覧するということができていませんでした。
しかし、それも退職したら話は別。退職したら会社を気にせずに美術館に行き放題なので、財布と相談しつつ気軽に美術展巡りをしていきたいものですね。
ということで、今回の記事は「美術展の紹介」になります。今回紹介する美術展は、2018年に開催された「フェルメール展(上野の森美術館)」の思い出話をしていこうと思います。
上の森美術館「フェルメール展」
まずは、フェルメールという画家について簡単に紹介します。絵画に詳しくない方でも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer オランダ語: [joːˈɦɑnəs vərˈmeːr], 1632年10月31日? – 1675年12月15日?)は、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人である。映像のような写実的な手法と綿密な空間構成そして光による巧みな質感表現を特徴とする。
引用元:Wikipedia
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB)
フェルメールの代表作と言えば、「真珠の耳飾りの少女」、「牛乳を注ぐ女」等が有名どころだと思います。画像を検索して頂くと「ああ!あれね!」となるかもしれません。
オランダ絵画黄金時代の巨匠、ヨハネス・フェルメール(1632-1675)。国内外で不動の人気を誇り、寡作でも知られ、現存する作品はわずか35点とも言われています。今回は、そのうち9点までが東京にやってくる、日本美術展史上最大の「フェルメール展」です。
欧米の主要美術館から特別に貸し出される、日本初公開作を含む傑作の数々が、上野の森美術館の【フェルメール・ルーム】に一堂に会します。引用元:Internet Museum(https://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input[id]=89792)
2018年に行ったのは、東京は上野の森美術館で開かれた「フェルメール展」という美術展になります。こちらは、仕事の出張の空き時間で見に行きくことができました。実を言うと、フェルメールの作品と出会うのはこれで2回目になります。
フェルメールの生絵画最初に出会ったのは、2012年神戸で開かれたフェルメール展でした。当時の注目絵画は、「真珠の耳飾りの少女」という作品ですが、義務教育の教科書にも掲載されてることが多い、超有名な絵画です。おそらく、誰しもが一度は見たことがあるr絵画ではないでしょうか?
6年越しにフェルメールの作品と再会することになりましたが、再び出会えてとても嬉しかったです。
フェルメールの作品が9点も来日
さて、今回紹介する「フェルメール展(上野の森美術館)」での最大の特徴は、フェルメールの作品が8点も来日したということです。こんなに多くのフェルメール作品がやってくるのは、実は日本史上初めてのことなんだそう。

フェルメールの絵画は、ここ近年で日本国内での人気が出始めているそうです。今回の美術展には多くのお客さんで混雑する可能性があるということで、今回は「日時指定入場制」が設けていました。
それほどまでに人気なんだなと思いながら、指定の時間まで暇つぶしをすることになります。
注目は「牛乳を注ぐ女」

(購入した「牛乳を注ぐ女」のポストカードを撮影)
今回の注目の絵画は、上記の画像に表記されている「牛乳を注ぐ女」です。こちらも「真珠の耳飾りの少女」と同じぐらい、世界的に有名な絵画です。
こちらが今回の目玉絵画ですが、他作品も負けず劣らず有名な絵画が飾ってありました。
部屋の熱気が凄まじかった
さて、観覧時間になったので、いざ上野の森美術館に入館。ただ、入館時間を分けているにもかかわらず、美術館の奥の方で詰まっているのか、なんと入口から既に混んでました。やはり、フェルメール人気はすごいですね。
フェルメール展というタイトルにはなっていますが、フェルメール以外の作品もおよそ50点来日していました。どれもフェルメールと同じ時期に活躍していたオランダ17世紀頃の絵画ばかりで、これらもたまにメディアで見かける絵画がちらほら。
他作品が飾られていた部屋はそんなに混んでいませんでしたが、「フェルメールの作品が一気に飾られているお部屋」に到着すると、その部屋だけ人の多さと熱気がすさまじかったです。冬の時期にも関わらず、熱気が充満していました。
ほどほどの広さの部屋の中に絵画が点々と飾られていましたが、絵画1つ1つの前には多くのお客さんが足を止めて絵画を見つめていました。あまりにも動かないものだから、そりゃあ入口で詰まってしまいますよね。
観覧時間が思った以上にかかりましたが、私もようやく「牛乳を注ぐ女」を拝見することができました。
引用元:ARTAgendA(https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/1924)
印刷物や画像を通して見るのと絵画を直に見るのとでは、印象がだいぶ違いますね。実物の絵画は、上記の画像もテカテカしているわけではありません。優しい色合いが本当のフェルメールの色でした。
フェルメールの作品の特徴の一つとして挙げられているのが、「光の捉え方になります。人々に「光の魔術師」と言われるほど光と影の表現力が素晴らしいと言われています。
他のフェルメールの作品も拝見しましたが、どれも素敵な絵画ばかりでした。特に気に入ったのが下記の絵画になります。
ヨハネス・フェルメール 「ぶどう酒のグラス」 1661-1662年頃 ベルリン国立美術館引用元:ARTAgendA(https://www.artagenda.jp/exhibition/detail/1924)
この絵画は、「男性がワインをついで、女性に飲ませている状況」だそうです。
昔の絵画ではたまにこういったシチュエーションがあるそうですが、この意味は「恋人、もしくは不倫関係」を暗喩している構成なんだそうです。男性が女性にワインをつぎ、酔っている様をジッと見つめている…。
今回のお土産
ほとんどの美術展では、観覧の終わりに「販売コーナー」を設けており、ちょっとしたお土産品を購入することができます。私はあまり物を持たない主義のため、大きの物はすき好んで買ってはいませんが、毎回ポストカードを1,2枚ほど購入しています。
今回のフェルメール展では、下記のお土産を購入しました。

ポストカードと、ミッフィーちゃんです。
これはよくあることなのですが、オランダ出身の作者の展示会、またはオランダにゆかりのある展示会だと、ほぼほぼ「ミッフィーちゃん」のコラボグッズが販売されます。これは、ミッフィーちゃんの生まれも「オランダ」なので、その兼ね合いもあるからだと思われます。
2012年の神戸のフェルメール展にもミッフィーちゃんグッズが販売されていました。
感想
今回観覧したフェルメール展in上野の森美術館ですが、フェルメールの作品がこれほど来日したのは今回が初とのことで、圧巻の展示会だったと思います。
目玉の絵画である「牛乳を注ぐ女」はもちろんのこと、他の作品も素晴らしものばかりでした。また来日した際には、ぜひとも行ってみたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事は「美術展レポート」ということで、2018年上野の森美術館で行われた「フェルメール展」の様子を記録していました。
近年、日本でも人気となっているフェルメール展ですが、その盛況っぷりが今回の展示会で分かったような気がします。
「美術展レポート」記事についてですが、不定期にはなりますが逐一紹介していこうと思います。美術展は知識の見聞を広めることができますし、何よりも歴史ある絵画に生で出会うことが可能です。
美術館に興味が出てきたら、ぜひとも訪れて見てください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは!