フリーランスについて

一気に済ませておこう フリーランスを開始するための手続き一覧

こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です!

先月の7月末に退職したばかりですが、5日経った今でも実感が湧きません
しかし、会社からの解放感は実感しており、ここ最近は気分が晴れやかです。これだけでも、フリーランスに転身したかいがありましたね!

ワインさん
ワインさん
勤務してた頃は、ストレスによって目覚ましアラーム前に目が覚めちゃったりしてましたからね。
コーヒーさん
コーヒーさん
今じゃあ、アラーム音が鳴るまでは、途中で目も覚まさずにぐっすりだもんね。

「自由」になれるって、こんなにも素晴らしい事なんですね
自由も満喫していますが、もちろんフリーランス活動のための準備も怠っていませんよ。

そこで今回は、「会社員退職→フリーランス活動開始までの手続きを、この記事にひとつにまとめてみました!
私と同じように、退職した後フリーランスになる方向けの記事になります。
では、解説していきましょう!

ざっくりとした手続き一覧

まず初めに、私が今回行った手続きをざっくりとまとめてみました。

①住所変更
②国民年金に切り替え
③国民健康保険に切り替え
・会社の健康保険を継続される方は
④開業届&青色申告承認申請書の提出
⑤屋号で振替口座作成
・ゆうちょの場合
・3時間で審査が終わる「フリーナンス」口座
⑥各登録サイト等振込先変更(住所変更)
⑦保険の見直し

上記の場合は、退職後に転職ではなく、退職後→フリーランスに転身される方の流れです。
会社員から別の会社に転職する場合は、上記の手続きはほぼありません

ワインさん
ワインさん
次の転職先の経理担当の方が、ほぼやってくれます。

住所を異動しない場合の方は、「住所変更」の手続きも必要ありません。
ただ、私の場合は「住所変更」を行う必要がありましたので、他の方よりもひと手間多かったです。
そのため、上記のような手続きの流れとなりました。

では、次の項目から詳しく解説していきましょう。

①住所変更

まずは「住所変更」が必要でした。
後に説明する年金切り替え開業届を提出する際にも「住所」が必要ですので、一番初めに住所を変更しましょう。

手続きを行う場合、お近くの市区町村役場で行います。

コーヒーさん
コーヒーさん
特に、月・金曜日や月末は混みやすいから、特に指定がなければ空いている日に行くと手続きがスムーズだよ。

②国民年金に切り替え

この手続きの中で一番大切なのが、年金の切り替え手続きです。
会社員の方は、今まで「厚生年金に加入し年金を支払ってきましたが、退職後は支払う号区分が異なりますので、「国民年金」に切り替える必要があります。

この手続きは、退職後14日以内に済ませなければいけませんので、ご注意ください。

もし会社をやめて、しばらく次の会社に入らない場合、その期間は国民年金第1号の期間となり、その間は国民年金保険料を納めていただく必要があります

・・・(中略)

所得が少ないなど、保険料を納めることが経済的に困難な場合には、本人の申請手続きによって承認を受けると、保険料の納付が免除になるなどの制度があります。納付が難しいという方は、必ず免除等の申請を行ってください

引用元:国民年金機構https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20140710-03.html

手続き場所は、同じ市区町村役場内にありますので、そのままの足取りで手続きを行います。

上記の引用内にも記載しましたが、しばらく収入が見込めず、お金に余裕の無い方は、年金の支払いを延期&免除ができるそうです。

ワインさん
ワインさん
免除…? 未納ではなく、免除できるんですね。
コーヒーさん
コーヒーさん
当然、免除した場合は、未来で受け取れる年金も減ってくるよ。

また、年金の支払い方法は何種類か選択肢があり、最大2年間分をまとめて支払うことができるそうです。その期間に応じて割引もされるそうなので、余裕がある方は一気に払っちゃうのもいいかもしれませんね。

③国民健康保険に切り替え

退職後は「健康保険」も変更する必要があります。退職後の健康保険の加入は「3つの選択肢」があるようですが、今回は後述する「健康保険任意継続」の手続きを会社でしてきました。金銭的なメリットになる方が多いと思うので、そちらを説明していきます。

会社の健康保険を継続される方は

会社を退職するときに厚生に提案されるのが、「健康保険任意継続」です。最長2年間継続できます。
何がメリットかというと、この保険に継続加入することによって、支払う保険料が「国民健康保険」よりも安く済む場合があるからです。

任意継続の保険料は、

  •  退職時の標準報酬月額に基づいて決定され、保険料は原則2年間変わりません
  •  扶養家族の方の保険料はかかりません。

国民健康保険の保険料(税)は、

  •  前年の所得などに応じて決定されます。
  •  国民健康保険の世帯人員数に応じて決定されます。
  •  保険料の減免制度があります。

といった特徴があります。
市区町村によって保険料(税)の算定方法が異なりますので、詳しくはお住まいの市区町村の国民健康保険担当窓口にお問い合わせください。

引用元:全国健康保険協会(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat650/r313/)

任意継続する場合の保険料は会社で算定してくれますが、「国民健康保険料」についてはお近くの市区町村にお問合せした上、両者を比較してみてください。

私の場合、任意継続した方が安く済みました。さらに、1年分前納することによって2~3万円割引になりました。

ワインさん
ワインさん
何事においても、前納すると割引されるから、資金に余裕があったら前納していきたいですね。

④開業届&青色申告承認申請書の提出

気力が続くうちに、続いて「開業届&青色申告承認申請書」の提出もしていきましょう。
こちらは、お近くの「税務署」に提出します。市区町村役場ではありません。

実は、「開業届」を提出しなくても仕事を始めることは可能です。
しかし、開業届を出すことによって、非常に大きなメリットがあります。

  • 確定申告を行う場合、青色申告ができる。
  • 社会的信頼に繋がる。

会社員で働いていると、「確定申告」のことをよく知らない方もいると思います。かく言う私もそうでした。会社員などの給与所得者は、原則として確定申告をする必要がないからです

コーヒーさん
コーヒーさん
会社員でも、2個所以上から給与をもらっている人(副業)や、年収2000万円超えの人は必要だけどね。

そもそも「確定申告」とはなんぞや?という方は、下記をご覧ください。

確定申告とは、個人や法人が所得税を納めるために税務署に申告する手続きです。
ただし、確定申告はすべての人が行わなければならない手続きというわけではありません。

例えば会社員などの給与所得者は、勤務する会社が代わりに申告・納税を行ってくれるので、原則として自分自身で確定申告を行う必要はありません

引用元:経理COMPASS(https://advisors-freee.jp/article/category/cat-big-01/cat-small-01/173/#:~:text=%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%B5%A6%E4%B8%8E,%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)

…要するに、これから税金を自分で納めていかないといけない、それが「確定申告」という手続きだそうです。

開業届のメリットの話に戻りますが、開業届を提出して2ヶ月以内(開業届と同時に提出することも可)に「青色申告承認申請書」も提出すれば、確定申告する際の納税額が安くなるということです。(控除額が最高65万円。控除の金額が大きいということは、所得の金額を低く申告できます。)

確定申告以外にも、開業届時に「屋号(会社の名前みたいなもの)」を設定できますので、仕事を行う際に個人名を出さずに、この屋号で取引することが可能です。

ワインさん
ワインさん
イラストレーターさんだったら、これで「ペンネーム」の登録ができますね。管理人も「無印かげひと」で登録してきました。
コーヒーさん
コーヒーさん
…まあ、あまり奇抜な名前ではないし、差し障りないペンネームでいいんじゃないかな。

さて、この開業届&青色申告承認申請書の提出方法ですが、国税庁のホームページに専用のフォーマットがありますので、そちらに記入し提出します。(PDFに書き込むタイプですので、楽チン。)

また、会計ソフトfreeeでは、質問に答えていくだけで簡単に作成してもらえるので、オススメです、(書類作成は無料。この会計ソフトは、「確定申告」の時にも一役買ってでることに。)

開業届と同時に「青色申告承認申請書」も作成できますので、一気に手続きを進めておきましょう。

これを税務署に提出し、書類の「控え」をもらったら手続き終了です!

ワインさん
ワインさん
そう考えると、会社員時代って、色んな手続きを経理や厚生の方にやってもらっていたんですね…。

⑤屋号で振替口座作成

もう一息です!次は、屋号名での銀行口座を作成していきます。
これをすることにより、相手先に振り込んでもらう際、個人名を晒さなくてすみます

ただし、屋号名で口座を作れる銀行には限りがあります
冒頭のマンガにもありましたが、「ゆうちょ銀行」の場合は、1人1つしか総合口座が作れず、既に個人名で作っている人は、屋号で作成することができません。

しかし、「総合口座」ではなく「振替口座」でなら作成できます。

振替口座

お金の受け取り・送金に特化した振替専用の貯金口座です。

  • 自治会やサークルなどの集金や、配当や返還金を送金する際に便利です。
  • 相手方がゆうちょ銀行の口座を持っていなくても送金や集金ができます
  • 振替口座に利子はつきませんが、決済性預金として預金保険機構により全額保護されます。

引用元:日本郵便(https://www.post.japanpost.jp/bank/postaltransfer/index02.html#:~:text=%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82-,%E6%8C%AF%E6%9B%BF%E5%8F%A3%E5%BA%A7,%E3%82%84%E9%9B%86%E9%87%91%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)

初めての人にとっては、何がなんやら…っていうような文字列ですが、詳しい話は郵便局の窓口で聞いていただければ、分かりやすく解説して頂けます。

振替口座はすぐにできるわけではありません。審査に時間を要するので、結果が届くには2週間要するとのこと。気長に待ちましょう。

3時間で審査が終わる「フリーナンス」口座もある

四苦八苦でゆうちょ口座の審査を申し込み、ようやく帰宅。
その帰宅後に知ったことですが、「フリーナンス口座」という、フリーランスにぴったりの口座があることを知りました

この「フリーナンス(「GMOあおぞらネット銀行」のグループ企業)」には、様々なメリットがありまして、

  • 登録は無料
  • 屋号で口座開設可能
  • 報酬の振替平日毎日
  • フリーランス特融の事故の補償もある

他にも様々なメリットが存在するみたいです。それにしても、即日に振り込みしてもらえるって、考えるとすごく便利ではないですか・

先ほどのゆうちょでの「振替口座」について調べていたら、偶然にもこの情報を聞いたので、さっそく登録しました

屋号名で登録する場合は審査がありますが、私の場合はなんと3時間で終了しました!

(…ゆうちょは2週間後って言ってたよ。)

⑥各登録サイト等の振込先変更(住所変更)

さて、自宅に帰ってからもやることはまだまだあります
頂いた花束を花瓶に生けつつ、次の手続きに入ります。

住所変更をしましたので、それに伴う各登録サイトの住所変更を行います。さらに、ストックイラストサイトの売り上げ振込先も変更しました。

私の場合は、「つみたてNISA」やも行っているので、住所変更に加え、職種の変更も行いました。

⑦保険の見直し

最後に、保険の見直しを行うため、保険屋さんに予約をしました。

なんでこのタイミングかっていうと、会社員時代とフリーランス時代では加入すべき保険の内容が違ってくるので、ここいらで保険の見直しをしておけば、過剰な補償を解約して、保険料を抑えることもできます。

さらに、退職を機に扶養したり扶養を外したりする場合も、保険を見直しておいた方がいいです。

コーヒーさん
コーヒーさん
誰かを扶養している場合は、残された家族のために入っておいた方がいいけれど、独身なのであれば、立派な補償内容の保険に加入する必要はないかな
死亡保障の生命保険を付けたところで、ねぇ…。生前に自分が使えるわけじゃないし…。

保険の見直しをされる方は、全国に700店舗以上ある「ほけんの窓口」がおススメです。
相談は無料ですので、これを機会に、ぜひご相談ください!

退職前に調整事項をリスト化しておこう

長々とお話ししましたが、以上が私のフリーランス開始のための手続き一覧となります。

何事も行き当たりばったりでは上手くいかないので、退職後の動き退職前にリスト化しておくことをおススメします。

ToDoリストを作成しておけば、忘れてしまった時に見返せばいいだけですからね。

また、一連の手続きに関する基本的な知識も予習していおいた方がいいかもしれません。
今回手間取ってしまった「屋号の口座開設」についても、口座開設したい銀行のホームページなどで、事前に調査しておくといいでしょう。

その場で教えてもらうのもありですが、知識を入れた上で尋ねると、頭に入りやすいです。

調整事項は、退職する会社、個人によって異なりますが、手続きでつまずかないよう、調整事項をリスト化しておきましょう

まとめ

いかがだったでしょうか?

実は、フリーランスを始める前には、いろんな手続きが必要だったんですね
会社員時代では言葉だけしかしらなかった「開業届」も、実践してみることで、届を出す意味や手続き方法を学ぶことができました。

ワインさん
ワインさん
会社員時代だけ経験すると、「井の中の蛙」な面も多くあるんですね。

手続きだけでやりきった感がありますが、本番はここから。いよいよ、自らの手で仕事を掴まなければいけません。

…かといって、焦ると疲れてしまいます。無収入でもある程度生きられる金額は貯蓄しておいたので、自分のペースで仕事をもぎ取っていきましょう!

今回の手続きについては、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
特に、「世界一やさしいフリーランスの教科書1年生」を手掛けた「高田ゲンキ」さんの書籍が一番参考になりました。
この場でお礼を申し上げます!

 

 

こちらの本も勉強になりました。

この記事が、これからフリーランスを目指す方へ参考になれば幸いです。

それでは!

イラストレーターを目指す会社員(退職準備中)
無印かげひと
のんきでおっとりしたフリーランスイラストレーター。魅力的なイラストを制作します。コーヒーとワインと林檎が好き。