こんにちは!無印かげひと(kage86kagen)です。
コロナウイルスの影響により、外出制限もかかって身動きができない状況状況が続きますね。ニュースの記事も、コロナ関係の不穏なニュースや悲しい出来事が大半となってしまいました。
でも、始まりがあれば終わりがある。過去の流行病を見ても、必ず収束できていますので、絶望せず、今できることを前向きにやっていきましょう!
そんな中、絵描きさんには朗報かもしれません。なぜなら、外出制限を逆手にとって、家の中で「画力向上」を図ることができるからです。
今回は、画力向上にも繋がる「絵の参考書」をいくつか紹介したいと思います。幅広いジャンルを集めましたので、ぜひご覧下さい!
もくじ
画力向上につながる!おすすめ「絵の参考書」
●まずは体の描き方からという方は・・・
体の構造を手っ取り早く勉強するなら、この一冊です。
体全体の解説を始めとし、パーツごとの詳しい解説も事細かに載っていますし、それを学んだ上での魅力的なポーズの描き方も載っています。
体に限らず、豊かな表情の描き方も載っています。性別、年齢別、シチュエーションなど、バリエーションも幅広いので、この一冊で人物イラストの基本的な知識は得られるはずです。
キャラの描き方についてとにかく学んでみたい!という好奇心旺盛な方には、こちらがおススメです。
●魅力的な構図を描きたいなら・・・
イラストコミュニティサイト「pixiv」で有名な作家「toshi」さんが手がけた、信頼性がある一冊です。
この方は、アニメ会社でキャラクターデザインも手掛けたことがありますので、まさにプロ技が詰まっています。
魅力的なポーズや場面の描き方が多種多様に載っています。「構図のバランスがいまいち取れない」、「座った時の太ももの動きが分からない」といったお悩みを抱えている方には、こちらがおススメです。
アニメでよく見る「かっこいいカットシーン」の構図を勉強することができるので、構図のアイデアが思いつかない方も、こちらを参考にするといいでしょう。
書籍の表紙のシンプルなイラストが「これでもか!」というほどたくさん載っていますので、分かりやすいですし勉強しがいがあります。
この他にもtoshiさんが描かれている本がシリーズ化していますので、併せて勉強すれば、魅力的な構図を覚えることができます。
そういうのも載ってるよ!
●週刊誌のようなマンガの描き方を学ぶなら・・・
漫画「ワンパンマン(原作者:ONE)」で有名なジャンプマンガ家「村田雄介」さんが描かれた至極の一冊です。
管理人は、人体の描き方については、マンガ家の中で一番信頼を寄せています!
こちらは、連載雑誌向けの「マンガの描き方」について、マンガの道具から出版社に提出するまでの一連の流れを説明しています。
キャラクターはもちろん、背景のパースや、顔の描き方、マンガを描くときの原稿用紙の選定まで載っています。
ジャンプ出版社への原稿の持ち込み方や、マンガのアシスタントについても載っていますので、ジャンプマンガ家を目指したい方はとても参考になりますよ。
また、他のジャンプマンガ家さんのインタビューもありますので、幅広い意見を知ることができます。
●CLIP STUDIO PAINTの使い方なら・・・
CLIP STUDIO PAINTの「良ワザ」事典 [PRO/EX対応]
デジタル絵描きさんで「CLIP STUDIO PAINT」を使用されている方は、こちらが参考になります。デジタル環境を初めて導入される方にもおすすめです。
「キャンパスを新規作成するには?」から始まり、「レイヤーについて」、「ベクターレイヤーについて」、他には「3Dデッサン人形」を駆使したイラストの描き方についても詳しく載っています。
刊行が2018年なので、今はやりのイラストテイストも同時に学ぶことができます。この本で勉強すれば、SNSでの「いいね」増量待ったなし…?
●イラストの考え方について知りたい方は・・・
先ほどまでの参考書とは一風変わりますが、イラストを描くにあたっての「考え方」について、アドバイスを頂ける一冊です。
「天才、秀才になれるには?」「どんな練習方法をすればいいのか?」「評価されるには?」などといった、よくありがちなイラストの悩みについて、一つ一つ丁寧にアドバイスしています。
SNS上で、上手い人のイラストを見ると「ぐぬぬ···!」と嫉妬の思いに駆られる人も多いのではないでしょうか?
そういった「嫉妬」した時の考え方についてもアドバイスが載っています。
嫉妬したときにすべきことは・・・・?詳しくはこちらの本を読んでみてください!
絵の参考書を「模写」して練習しよう
今まで紹介した本をより手に吸収するためには、読むと同時に「模写」をすると伸び率が大幅に違います。
トレーシングペーパーを本の上にあててなぞっていく…という練習方法もあるでしょう。
ですが、所詮は「なぞる」だけ。すでに描かれている絵をなぞっていくだけなので、画力向上にはあまり繋がりません。
一番おススメなのが、「模写」をして練習するやり方です。
参考書を目の前に置いて、別の紙を用意して「見ながら自分で描いていく」。この方法を取れば考えながら描くことになりますので、記憶に残りやすくなりますし、実際にイラストを描くときの作業スピードも断然違います。
参考書によっては、本に直接書き込んで練習できるタイプもあります。そちらを実践されるのも大いにありですが、何回でも練習できるように、別の紙に描いていった方が「反復練習」にもなります。

ちなみに管理人は、この模写練習を利用して「500枚練習」を実践しています。
コピー用紙1枚にびっちり練習する、それを500枚続ける・・・といった練習方法です。
一時期はお絵かき掲示板で流行っていた内容です。
やってみた見た方は分かると思いますが、簡単そうに見えて実は途方もない道のりです。ですが、500枚目に到達したときに「1枚目」と「500枚目」を比べると、画力の差に自分で驚くことでしょう。その快感を求め、私は今も山を登り続けています。
現在は500枚を通り越して700枚目に突入しています。目指せ1000枚!
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は、画力向上につながる「絵の参考書」の選定してみました。
「絵の参考書」といっても、人体の描き方、構図の取り方など、一昔前(2000年代)と比べると、現在は実に様々な参考書が販売されています。
人によっては、「こういうイラストを描きたい!」という目標があると思いますので、自分に合った目標にそって参考書を選んでいただけると幸いです。
また、練習する際はぜひ「模写」をやってみてください。これをコツコツコツコツ練習してけば、イラストは見違えるほど上手くなります。
外出が制限されていることを逆手にとって、みなさんもぜひ画力向上を図ってみてくださいね!
それでは!