この記事の解説事項
・貯金よりも投資した方がいい!?その理由とは?
・投資の手段の一つである「つみてNISA」とは?
・イラストレーターがつみたてNISAを2年間運用した結果はこうなった
無印かげひと(@kage86kagen)です!
皆さんは、将来に備えてお金を貯めていますでしょうか?
このご時世もあり、将来いつ何が起こるか予想がつきません。突然働けなくなった時に備えるため、貯金(貯蓄)や投資を行っている方がほとんどだと思われます。
…本当に「お金を貯金」しておくだけで安心できるのでしょうか?
という事で今回は、「貯蓄よりも投資したほうが良い?イラストレーターがつみたてNISAを2年間続けた結果」についてお話したいと思います。
今回は投資の中でも「つみたてNISA」という投資についてお話します。管理人は2019年7月からつみたてNISAを始めていますが、
- 貯金よりも投資した方がいい理由とは?
- 投資の手段の一つである「つみたてNISA」とは?
- 2年間で利益はどれくらいになる?
- 途中でお金を引き出すことができるの?
といった事について、実際の体験談や感想をまとめていきたいと思います。
「イラストレーターが投資?想像つかないし、超難しそうなんだけど…」と思う方もいるかもしれませんが、つみたてNISAはイラストレーターだからこそ相性がいい投資方法だと感じています。
投資であるためもちろん損得が発生するものですが、結論から言うと管理人が行っているつみたてNISAは、現在はプラスになっている状況です。コロナ渦でありながらもプラスになるということはとても嬉しい事ですね。
ということで、つみてNISAが気になる同業者はぜひご参考ください!
もくじ
貯金と投資の違い

そもそも、「貯金」と「投資」の違いとはどういったところでしょうか?意味が曖昧な方もいるかもしれませんので、まずはここから簡単に説明したいと思います。
貯金と投資については、一般的には下記のように捉えている方がほとんどだと思います。
- 貯金(または貯蓄)・・・銀行などにお金を預けて貯めておくこと。「預金」も同じ意味。タンスにへそくりを貯めこむことも貯金と同じ意味合いになる。
- 投資・・・お金を貯めこむ貯蓄とは違い、株や不動産、保険や債券などに資金を投資していくこと。
ちなみにこの2つに共通する点は、どちらも「お金を増やすことが可能」ということです。
「いやいや!貯金でお金なんて増えた事ないよ!貯金っていうのは、ただ単にお金を預かってもらうシステムのことなんじゃないの!?」…と思う方もいるかもしれませんが、実は銀行にお金を預けるだけでも「お金を増やす」事が可能です。
話が少し脱線しますが、ここで「銀行でお金が増える仕組み」について説明します。

子供のころ、親からは「お金は銀行に預けておきなさい!」と口酸っぱく教えられたと思いますが、その理由としては、
- 銀行に預けておけば、お金を盗まれることが無いから
- 銀行に預けておけば、お金は減らないから
…といった事についてよく教えられたと思います。
この「銀行にお金を預ける」という行為を見ると、一見「お金を預ける人が銀行にお願いして管理してもらっている」感覚ですが、銀行側としてはみんなから預けたお金を「他の人や会社」に貸し出したりしているので、両者ともwin-winな関係だったりします。
銀行では、お金を貸し出す際に借りた人から「利息(お金のレンタル料みたいなもの)」をつけて返してもらいます。その利息が銀行の儲け分となっているため、銀行側としてはむしろ「お金を託してくれてありがとう♡儲かっているよ♡」的な感じです。
お金を預けてくれたお礼(運用収益)として、預金してくれた全員に年2回支払われるのが「利息」というものですが、この利息が「貯金でお金が増える」唯一の要素です。
銀行に預けたお金に利子がつくのはなぜでしょう?
銀行は、みんながあずけたお金、すなわち貯金を、お金が必要な会社や人に貸しています。
お金を借りた人は、借りたお金より少し多く返さなければいけません。その、少し多く返すお金を、借りたお金に対する利子といいます。銀行は受け取った利子の中から、お金をあずけてくれた人へ、あずけてくれたお礼として預金の利子をはらいます。
お気づきの方もいるかもしれませんが、支払われる利息はどの銀行も超絶少ないです。例えばゆうちょ銀行に100万円預けている場合だと、利息の支払いは1回につき「1,000円」になります。
(2021年9月現在 ゆうちょの通常貯金の金利が0.001%の場合)
1,000円の価値観は人それぞれですし、「半年で1,000円も増えるの!?わーい!」と喜ぶ方もいるかもしれません。
しかし、数十年前と比べるとこの額はかなり少なくなっており、昔の銀行の利息を知っている方だと「昔と比べて今はすごく少ないよな…」と感じているのだそうです。
しかも、日ごろATMで引き出す際に「手数料」をとられている人の場合だと、何回もお金を出し引きしていれば利息分の儲けはすぐになくなります。そうなると、常日頃からコンビニ等で取引している人は、むしろ自分の預金が「マイナス」となっていることに気づいていない人が多いです。
話が少しそれましたが、この銀行の話を踏まえた上で「投資の場合のお金の増え方」について説明すると、「半年間100万円を預けて1,000円の利益」を、銀行以上に大きく上回るような利益を生み出すことが可能です。
貯蓄と投資の違いをかなり大雑把にまとめると、下記の通りとなります。
- 貯蓄(貯金)はお金が増えない、むしろ将来は減る一方(近い将来、銀行によっては口座を持っているだけで手数料を徴収しようとしているところもある。)
- 投資はお金が大きく増える可能性があるが、減る可能性もある。
投資と聞くとすぐに「投資はギャンブルだ!損しかしない!」と先入観を持つ方もいるかもしれませんが、投資の場合は「どのような商品(会社)にどれくらい投資をするか」によって「減る」というリスクをある程度抑えることが可能です。
つまり、今の時代は銀行にお金を預けるよりも、投資にお金を託して「お金に働いてもらう」ことが、よりお金を増やすことができる手段と言えます。
いまだに多い「投資怖い症候群」

先ほどは、「貯金」と「投資」の違いについてざっくり説明しました。
もしかすると、この記事タイトルの「投資」という言葉を聞いただけで、「投資は難しいから回れ右するわ」と記事から離脱した方もいるかもしれません。
それもそのはず。投資という言葉を聞くだけで、「投資をすることは怖い事だ!」、「投資は大損する可能性がある!」といったような「投資怖い症候群」になる方が、日本にはまだまだたくさんいらっしゃるそうです。
特に、現在50代、60代の方は、尚更怖がっているという話も聞いています。
実際管理人も投資をする前は、「投資はギャンブルみたいなものでしょ…?将来減る可能性があるなら、金額が変動しない”貯金”をし続けた方が安心では?」といった先入観を理由に、投資を勉強するにはなかなか至りませんでした。
しかし、いざ投資の仕組みについて少し勉強さえすれば、例え初心者であっても簡単に運用できますし、なにしろ「投資」は国自体も行っています。
日本では、国を挙げて「つみたてNISA」や「iDeco」といった投資をおススメしているわけですし、なんなら国はみんなから預かった「年金」で投資を行っています。
日本は、国民から集めた公的年金(いわゆる”年金”)を元に、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という組織が年金で投資を行って年金を増やしています。
現在、超少子高齢化ということもあり、若者の年金負担がかなりすごいことになっています。そのため、配布する年金を少しでも増やすために投資を行っている…ということです。
気になる今現在の利益についてですが、昨年度である令和2年度の報告だと、過去最大のおよそ37兆8000億円の黒字が発表されており、投資による利益はマイナスどころプラスになっています。
公的年金の積立金運用GPIF 運用実績 過去最大37兆8000億円黒字
昨年度の収益は37兆7986億円の黒字で、収益率はプラス25.15%と、いずれも過去最大となりました。
GPIFは、主要国が景気対策のために財政出動を行ったことで、国内外の株価が上がったことによるものと分析しています。
引用元:NHK(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210702/k10013115811000.html)
こんな感じで国自体が投資を行っており、各国も同じように投資でお金を運用している状況です。
こうしてみると、国としても「貯蓄」より「投資」を推奨していることが分かります。
「つみたてNISA」とは?

では、本題の「つみたてNISA」の話をしていきましょう。
つみたてNISAというのは、先ほど説明した投資の一種になります。
これは「少額投資非課税制度」の略語であり、2018年1月からスタートした「投資の新しい制度」です。このつみたてNISAにはどんな特徴があるのかを超ざっくり説明すると、下記のような特徴があります。
- 投資信託で株を買うことになる
- 投資で得た儲け分が「非課税」
- 積み立てた分を途中で引き出すことが出来る
- 利回りが割と安定している
投資信託で株を買うことになる
投資信託とは・・・「投資家である私たち」がプロの投資家にお金を託し、プロが受け取った資金をもとに「購入する株の銘柄」を選んで買ってくれる…という買い方です。そのため、株の買い方を投資のプロに丸投げすることができ、素人である自分達がどの株が儲かるかといった事を悩まなくてもいいメリットがあります。
投資で得た儲け分が「非課税」

通常、株で儲かったお金を受け取る時は、儲かった利益分に「20.315%」という税金がかかり、この分を差っ引かれた金額がもらえる金額です。
しかし、つみたてNISAの場合は、20年間税金が差っ引かれることがありません。(別の言い方をすると、20年間課税されない)
例えば、自らが直接株式市場で株を10万円で買い、その株が5万円の利益が出たとします。儲かったので、ほくほく顔でまとめて「15万円」を引き出そうとしますが、引き出す時には儲かった分の「5万円」に約20%の税金が引かれるので、受け取れる金額は「15万円」ではなく「139,843円」を受け取ることになる…ってことです。
つみたてNISAの場合、つみたてNISAを始めた年から20年間は、引き出す際に「税金」が差っ引かれることがありません。
(これを「非課税」と言います。)
(つみたてNISAの場合、投資開始から20年間が非課税。)
ほったらかしでもOK

イラストレーターと相性がいい所以はここにあります。
つみたてNISAは、株を買う時&売る時に「いつ買ったらいいか。いつ売ればいいか。どの会社が今後盛り上がるか。」といった事を考える必要がありません。投資信託であるつみたてNISAでは、これらを「投資のプロ」に任せて運用できるからです。
それに加えて、つみたてNISAで利益を得るには株と違い長期的な運用が必然的になります。そのため、毎日確認する行為ははっきり言って無駄な行動です。つみたてNISAで投資をすると、毎日価格の上げ下げを気にする必要が無いのもメリットです。
ですので、つみたてNISAでコツコツ資産を増やしつつ、本業であるイラストレーターに集中できる=イラストレーターにぴったりな資産運用に繋がるというわけです。
イラストレーターが2年間積み立てた結果

つみたてNISAについてなんとなく分かって頂けたところで、イラストレーターである管理人が実際に2年間運用してきた結果をご報告します。
つみたてNISAを始めたのは2019年8月。つみたてNISA制度が開始から1年半ほど経ったぐらいに投資を始め、今年の7月で丸々2年間積み立ててきたことになります。
厳密に言うと、最初の1年目は「会社員時代」、2年目は「フリーイラストレーター」として運用をしてきました。果たして、どれくらいの利益になったのでしょうか?
前置きに少し説明しますと、つみたてNISAは、年間最大「40万円」しか積み立てられません。それも一括支払いではなく、定期的な買い付け方法のみで限られています。
そのため、年間40万円の積み立てが限度額ですので、毎月積み立てをするとなると12分割で「月33,333円」。毎月約3万円を積み立ててきました。
これを2年間ずっと積み立てた結果、
- 積み立ててきた元金は「80万円」
- これに対しての今現在(2021年7月末現在)の利益含めた金額は「約100万円」
- 2年間の利益は、約「20万円」
…でした。

積み立て中、コロナ渦に突入した際には一時的にガタ落ちはしましたが、それでも月日が経つにつれて安定的に利益を生み出している状況です。
投資をやっている管理人ではありますが、「株の買い方」についてはからっきし分からないトーシローです。しかし、投資信託でプロに買い方を任せることによって、株の仕組みやどの株が良いのかが分からなくても、投資を運用することが可能です。
つみたてNISAの注意点

現在は大きな利益が出ている管理人ではありますが、これを知ったみなさんが「じゃあオレも!」と思って、即つみたてNISAを始めようとするかもしれません。
しかし、これはあくまでも「投資」です。投資を始めるにあたっては、あらかじめ注意点をよく把握しておくことが大切です。
また、投資は「自己責任」となります。こう言うと怖気づくかもしれませんが、投資ですから得をしたり損をしたりする時があります。これについても十分承知の上で、投資の世界に挑戦して頂きたいと思います。
ということで、つみたてNISAを始める前に知って欲しい「注意点」を、下記の通りにまとめてみました。
あくまでも「長期間」の運用を前提にした方向け

つみたてNISAは、株や競馬みたいに「短期間で100万円儲かるかも!」といった仕組みではありません。あくまでも、将来を見据えて長期間お金をコツコツ積み立てて、利益を増やしていく仕組みです。
そのため、今すぐにお金が欲しい!1年以内に大金が欲しい!という方には絶対におススメしません。20年後に利益を手に入れたい方向けの投資になります。
生活費を削ってまで投資をするのは絶対厳禁!
投資における一番基本的な事ですが、投資を行うために生活費を削るのは絶対に止めましょう!生活費が第一優先です。月の生活費から溢れたお金を投資に回していく、というのが投資の運用方法です。
また、つみたてNISAは「必ず年間40万円を積み立てろ!」というわけではありません。毎月100円や1,000円からの少額からでも積み立てることができます。
ついつい買ってしまうスイーツ1個分を我慢し、その分投資に回すだけでも将来的には利益が出る可能性があります。
20年間は引き出さない覚悟で始めること

つみたてNISAでは積み立てたお金を途中で引き出すことが可能ですが、これはあくまでも「最終手段」です。なぜかというと、途中でお金を引き出してしまった場合、「複利効果」が無くなってしまうからです。
複利とは・・・元金から儲けた分(利益が出た分)についても一緒に運用していき、さらに儲けることができる「利息」の計算方法。逆の意味は「単利」。
簡単に説明すると、元金100万につき利益が10万円ついたとすれば、
- 複利の場合、利益が出た10万円も「再投資」することができるので、今後「110万円」を丸々運用することができる
- 逆に単利での運用の場合、利益分は再投資することが無いので、以降も「100万円」で運用していくことになる
つみたてNISAは複利での運用になるため、途中で引き出してしまうと「複利効果」が無くなり、将来得られるはずの利益が大幅に下がってしまうことになります。
「利息が利息を呼ぶ」という超絶美味しい旨味を捨てることになるので、つみたてNISAを始められる方は「今後20年間極力引き出さない覚悟」で始めることが大切です。
似たような制度に「iDeCo」という投資方法も存在しますが、こちらは「60歳以降」にならないと絶対に引き出せない&解約できない投資制度になります。
(途中で「支払い停止」をすることは可能。)
60歳になるまでは、原則として受給できません。
○ iDeCoは、老後の資産形成を目的とした年金制度であるからこそ、税制の優遇が行われることになっています。○ このため、60歳にならないと原則として年金資産(拠出した掛金とその運用益)を引き出すことができません。
○ また、通算加入者等期間に応じて受給できる年齢が決まります。
○ ただし、iDeCo加入者等が一定以上の障害状態になった場合や加入者等が死亡した場合は、60歳前でも、障害給付金や死亡一時金を受給できます。
引用元:iDeCo公式サイト(https://www.ideco-koushiki.jp/guide/structure.html)
「商品」によってはリスクがある

つみたてNISAを始める時には、「商品」というものを選ぶ必要があります。いわゆる「銘柄」、「ファンド」、「投資先」の事です。
つみたてNISAで投資できる商品というのは、金融庁が指定する約200本の投資先から好きなものを1個、あるいは複数選んで投資する…というのが、つみたてNISAでの買い方です。
例えば、つみたてNISAの商品の一つとして、
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」
という商品名が出てきますが、これをざっくり説明すると、
- 「三菱UFJ国際」という運用会社が、日本を除く世界各国の株式に投資を行うスタンスをモットーとして、お金を運用していますよー。
…という商品になるので、こちらの商品に投資をすると「海外株式」を買うことになります。
インターネットで気軽に投資を楽しんでいただけるよう、幅広い商品を品揃えした三菱UFJ国際投信株式会社のインデックスファンド・シリーズです。
「シンプルで分かりやすい」
「申込手数料0(ゼロ)」
「他の取扱ファンドと比べて低い信託報酬」
「多彩なラインナップ」
投資スタイルに合わせて、使い方は自由自在です。引用元:FFG証券(https://www.ffg-sec.co.jp/goods/emaxis/)
この「三菱なんちゃら」という商品は、「リスク(損得の上げ幅や下げ幅)」が少なく、初心者向けの商品になります。
他の商品を一例として紹介すると、
- 短期間で利益が得られる可能性があるが、損をする可能性もある。主に海外に投資する商品
- 信託報酬が高く、海外、国内など幅広く買える商品
- 完全に長期投資向けで、新興国(急速な発展を遂げつつある国)の株を買う商品
などなど、様々なラインアップがあります。
つみたてNISAはたくさんある商品から1つ、もしくは複数選んで投資していくことになりますが、選ぶ商品によっては「リスク」の大小が大きいものもありますので、これだけは自分で入念に選ぶ必要があります。
詳しい話は専門書籍などで…
ここまでつみたてNISAについてざっくり説明してきましたが、なんとなく理解して頂けましたでしょうか?
今回の記事は、あくまでも個人的解釈(ちゃんと参考文献を元にしています)と体験談を載せているため、もしかすると偏向的な意見があったかもしれません。そのため、下記の専門的な参考書籍で復習して頂けると、より確実な情報を身に着けることが可能です。
貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!
こちらの書籍は、投資の”と”の字も分からない人気漫画家「あんじゅ先生」が、つみたてNISAについて学んでいく漫画本になっています。
今まで管理人が読んできた「つみたてNISA本」の中で一番分かりやすかったですし、何より投資についてあんじゅ先生と一緒に一から学んでいくことが出来ますので、初心者にとてもおススメの書籍になります。
行列のできる人気女性FPが教える お金を貯める 守る 増やす超正解30
人気ファイナンシャルプランナーの方がつみたてNISAについて分かりやすく説明してくれている書籍です。「つみたてNISAでは、どういった商品をどれくらい投資すればいいのか?」といった込み入った話もしてくれています。
また、この記事でもちょっと出た「iDeco」についての解説もありますので、つみたてNISAと同時にiDeCoも学びたい方にはおススメです。
「そもそもお金の仕組みについて学びたい!」「お金っていったいなんだろう…?」という、そもそもの根本を学び直したい方向けの”お金の辞典”になります。
日本の義務教育では「お金の授業」をしっかり行っていないので、大人の方が読んでも「お金ってこういう仕組みだったの!?」という気づきがあること間違いなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、「貯蓄よりも投資したほうが良い?イラストレーターがつみたてNISAを2年間続けた結果」についてご紹介しました。
「イラストレーターが投資?絵を描く時間が短くなるだろうし、できるわけないっしょ!」と思われがちですが、中身さえ知ってしまえば投資素人でもできるほったらかし運用が可能ということが分かったと思います。
お金を守るために貯金をしている方がほとんどだと思いますが、今のご時世、貯金だけだと逆にお金が減る一方です。そのため、急な出費分を確保しておいたら、そこから溢れたお金を投資に全力で回した方が、お金がお金を呼ぶ流れをつくることができます。
数年前には「つみたてNISA」という投資に関しての新しい制度ができました。この制度の特徴は以下の通りです。
- 投資信託で株を買う(プロに買ってもらう)
- 投資で得た儲け分が「非課税」
- ほったらかしでもOK etc…
実際に、イラストレーターの管理人が2年間運用してみましたが、現在は元金に対して20万円のプラスになっている状況です。購入する商品によっては、コロナ渦であっても着実に利益を増やすことが可能みたいですね。
ただし、つみたてNISAにも「注意点」があります。注意点というよりは、「人によってはおススメできない投資法」ですので、より確かな情報が載っている参考書籍を確認し、十分理解した上でつみたてNISAを始めてみてください。
- あくまでも、長期間運用を前提にした方向け
- 生活費を削ってまで投資をするのは絶対ダメ!
- 20年間は引き出さない覚悟で始めること
- 「商品」によってはリスクがある
つみたてNISAを始める手続きさえ行えば、後は「ほったらかし運用」でもOKですので、イラストレーター等のクリエイターにとっては相性がいい投資方法になります。月1,000円からでも積み立てられるので、ぜひチャレンジしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
それでは!