こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です。
唐突ですが、私のイラスト練習についてお話しします。大まかに分けると3種類の練習方法を体験をしてきました。
- プロの教師による手取り足取り練習
- イラスト参考本、ブログサイト、メイキング動画を参考に練習
- 資料を見ずに、頭に浮かんだものだけで描く練習
今回は、この3通りのイラスト練習方法について、「メリット」「デメリット」も交えながら、ご紹介したいと思います!
※あくまで個人的見解です。専門家による話ではないので、ご注意ください。
専門学校、塾、有料ブログサイトで学ぶ方法
「今すぐに、短期間で上手くなりたい!」
「今すぐ上手くなりたい!」
「1ヶ月で見せられるイラストを描けるようになりたい!」
という方には、「イラスト専門学校」、「イラスト通信教育」、または「有料ブログサイト、講座サイト」で学ぶ方法をオススメします。
なんと言っても、実際に先生に教えてもらえることが、大きなメリットです。
鉛筆やペンタブの使い方から始め、一から十まで教えてもらえますし、その都度適切なアドバイスや評価ももらえるので、モチベーションにも繋がります。
よくデッサン塾の広告で、「2週間で見違えるほど上手くなりました!」と、イラストのビフォーアフターを紹介している会社もありますが、あながち嘘ではありません。

(上達には個人差がありますが、)1日数時間の練習を2週間続ければ、これくらいまで上手くなることは可能でしょう。
なんたって、「プロの講師」が基本から教えてくれますからね。
デメリットとしては、「お金」の問題です。大学や専門学校は言うまでもありませんが、高額です。(大体、1年間で120万円の学校が多め?私立の大学だと桁違い!)
イラスト通信講座でも安いところでは、月6,000円ほどかかります。
素早く上手くなるためには、それなりの対価(料金)が必要です。これらの値段が高いのか安いのか、人によって捉え方は違いますが、お金を払った分得る知識は独学よりもはるかに大きいです。
でも、最終的には本人の努力次第ですからね。期限がある中、先生の授業をどれだけ吸収して、どれだけ「アウトプット(描き出す)」できるかどうかで、上達の伸び率も違ってきます。
本気で講座を受けるなら、お金と時間を無駄にしないように頑張ってね!
絵の参考書、無料ブログサイトで練習
「お金はあまりかけたくないけど、上手くなりたい!」
「時間は気にしないから、それなりに上手くなりたい!」
あまりお金をかけられない、かけたくない方にオススメなのが、「絵の参考書」や「無料ブログサイト」での練習方法です。
「絵の参考書」については、ひと昔前に比べると随分と発行されるようになりました。それだけ今の時代、イラストに需要があるのでしょう。
さらには、本当に「超初心者」向けの書籍も多数発行されています。(道具の準備説明から、絵を描く時の心構えまで)。この参考書を数冊読破すれば、それなりに上達できるでしょう。
ただし、「ただ読書する」だけでは頭に入ってきません。オススメの方法は、書籍を見ながら「模写」する方法です。
この方法を行うことによって、知識の「インプット(知識を得る)」、「アウトプット(実践する)」を同時に行うことができるからです。
また、無料の「ブログサイト」を活用をするのも有効な手段です。
こういったサイトを訪れたことはありますか?
イラストの描き方に関する情報量がとても多く、「これほんとに無料!?」って感じるほどです。
有名どころでいえば「お絵かき講座パルミー」や「イラスト・マンガ描き方ナビ(CLIP STUDIO)」でしょうか?イラストに関するあらゆる記事がたくさんアップされています。
【初心者歓迎❗手や指の描き方講座:手のイラストのコツをつかもう】
人体を描く上で避けては通れないのが『手』ですよね(;∀;)
この講座では手の描き方を4つのパーツに分けて、分かりやすく解説していきますよ(/・ω・)/☆彡https://t.co/aYW3A1Wlxl pic.twitter.com/DZmfVXQSEW— お絵かき講座パルミー@春キャンペーン中 (@palmie_oekaki) March 28, 2020
また、有名お絵描きSNSサイトpixivでも、「sensei」というコーナーで、人物の描き方から背景まで、幅広くがアップされています。(メイキング動画もアップされているので、おススメ!)
デメリットについては、紹介した書籍やサイト、どちらにも言えますが、「指摘してくれる人がいない」ことです。
自分が満足して描くなら問題ありませんが、人に見てもらうイラストを作成するには、自己評価だけだと限界があります。
そんな場合には、SNSなどで自分が描いたイラストをアップして、第三者に見てもらうのがいいでしょう。「いいね!」が多いほど、世間体に受けるイラストの証拠です。
資料を見ずに、「頭の中」を頼りに練習…?
「人の評価は気にしない。」
「自分が好きなように、長い期間描いていきたい。」
「独学で練習したい。」
このような「芸術家」タイプの方は、これといって特別な練習をする必要はないでしょう。今、自分が描きたいものをただ描けばいいだけですので…。
うーん…、イラストを描いている方の中には、「自分のためだけにイラストを描いている」方もいらっしゃいます。
そのような方は、なにも他人に見せるために「人体の描き方」を勉強しなくてよいと思います。むしろ、練習時間がもったいなかったり…?
しかし、今説明しているのは、あくまでも「人に見せられるイラスト」を目指して、練習する方法を紹介しています。
自分の感性だけを頼りに描いていくことに関しては、また別の話になりますので、ここでは割愛していきます。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、「資料を見ずに練習」は、はっきり言ってメリットはありません。
趣味で描くならまだしも、イラストレーターとなり、依頼を受けて報酬をもらう仕事にするのであれば、必ず正しい参考資料を見て、イラストの練習や勉強を行っていってください!
「妄想」で勉強は言語道断!
タイトルに反してしまいますが、そうなってくるとイラスト練習方法は大まかに分けて「2通り」となります。
一長一短ですが、どちらの方法でも、何も見ないで描くよりは確実に上達します。
やってはいけないのは、最後に紹介した「参考資料を見ずに、記憶だけで練習」する方法です。イラスト業を目指して練習する方々は、くれぐれもお気をつけください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
管理人も、今の画力に到達するまでは実に14年も時間を費やしました。
今に至るまでの間、学校で学んだり、絵の参考書を読んだり模写したりして、練習に励んできました。
一番身にならなかったのは、「資料を見ずに、記憶だけで練習する」方法です。
仕事で忙しかったとはいえ、この方法を6年間もとってしまいました。振り返ると実にもったいなかったので、イラスト練習される方は、私の二の舞にならないようお気をつけください!
とはいいつつ、練習ばかりしてイラストを描くのを嫌いにならないでくださいね!たまには息抜きも必要です。
みなさんも、素敵なイラストライフをお過ごしください!
それでは!