こんにちは!無印かげひと(@kage86kagen)です。
私、今わりと後悔しています。
会社を退職しようと思ったら、すぐに行動すべきでしたね・・・。
いえ、「退職」を後悔しているわけではなく、早く「退職」していれば良かったっていうことです。
確実に目的が定まっている方や行動力がある方なら、「退職するぞ!」と決めたら、スパッと退職できそうなんですけど、
私のように優柔不断な人は、即決できずにずるずると退職日を引き伸ばして、やがて退職することを辞めてしまう人も少なくないそうです。
昨年の7月に「イラストレーターになるぞ!」と退職を決めてから10ヶ月が経ちますが、もっと早く退職していれば、もっと早く「イラスト業」を行うことができたのに、と後悔しています。
今回は、そんな私の教訓をもとにして、「退職を決めたらすぐに退職すべき理由」と、退職の足かせとなっている「原因」について、考察していきたいと思います。
「退職」を決めたらすぐに「辞表」を出すべき理由とは?
①時間がもったいない
時間は、お金よりも貴重です。
やりたいことや、転職先が決まっていたり、毎日の職場環境が耐えられなくなったら、「考えるよりもまずは辞表」を出すべきだと思います。
私が愛読しているビジネス書「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」には、次のような言葉が載っています。
それ以上長く思い悩んでも一ミリも先に進まない。
考えるだけのほうがラク、行動する方が難しい。
著者のロルフ・ドベリさんは、この状態を「思考の飽和点」と呼んでいます。要するに、頭の中でどんなに考えていても、実際の行動は1ミリも動けていないのです。
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
私も、余裕を持って退職の時期を「半年後」に設定してしまったがために、いざ退職日まで準備をしようとても現在の仕事が足かせとなって、思うように「準備」ができません。というか、今現在できていない状況です(笑)
準備期間を長く設定し過ぎることも考え物ですね。
ましてや、1日の半分を仕事に取られているようなものなので、その半日の時間があればどれだけの行動ができるでしょうか?
「退職後の収入が・・・」とか、「フリーランス転身後、イラストの売り込みができるかな・・・」と頭の中で悩んだところで、何も行動はできません。
不安に思うことは悪くありませんが、そんな不安を正直に受け入れつつ、退職を考えたら思い切って「辞表」を出してみましょう。
②結局ストレスが溜まる
退職の時期を決めたとはいえ、その退職する日までは、じっと会社にいなければいけません。人間関係や、職場環境を理由に退職される方にとっては、退職日までが地獄そのものです。
そんなストレスを数ヶ月も受けなければいけないと考えると、心身が持ちません。とても気分が良くないですよね。
思い立ったら吉日。環境が悪いなら、そんな会社にずっといる義理もありません。ストレスを溜めて体調を崩してしまうより先に、勇気を出してすぐに退職しちゃいましょう。
③「二刀流」だと毎日がバタバタ
これは実体験になりますが、「仕事」をやりつつ「次の仕事」の準備を行うことは、想像以上にキツいです。
実際に、イラストレーターになる準備を本格的にし始めたのは、2020年の2月からです。が、今日に至るまでの間、自分でギチギチに予定を詰め込み過ぎたせいか、思っているより疲れが蓄積していると思います。
私の勤務場所はフルタイムなので、週5日(たまに6日)の仕事をしなければいけません。なおかつ、帰宅後には、イラスト業準備のため、以下のようなことを行っています。
・営業準備のためのブログ記事作り
・不労所得の足しになればと「ストックイラスト」作り
・知名度と「イラスト自己価値」を見るための「公募イラスト作り」
・画力向上のための「イラスト練習」
平日の夜については、生活の時間を省くと「2時間半」しか自由時間がありません。少しでも成果を出すため、毎日コツコツとイラスト&ブログ記事作りをしています。
朝の出勤前の時間ももったいないと感じ始めたので、数ヵ月前から。30分間イラストを描いてから出勤しています。
参考ですが、現在の私の1日の行動をご紹介します。
05:15 起床
05:25〜05:55 イラスト作り
06:00 出勤
18:00 帰宅
18:00〜20:00 イラスト作り&ブログ記事作成
20:00〜21:00 風呂とか洗濯とか
21:00〜21:40 イラスト作り
21:40〜21:55 就寝準備
22:00 就寝
こんな感じです。
休日は1日中自分の時間ができるので、さきほどの項目を満遍なくやれますが、それを平日にやろうとすると、やはり「今の仕事」が邪魔になってきていますね。
まあ、これだけ行動力があるなら、思い切って仕事を辞めて、進みたい道へ全力投球したほうが良さそうですが。
退職できない心理的な理由
ここからは、退職しようとしてるけど、いろんな理由で退職に地団駄を踏んでいる心理について、考察してみようと思います。
同じような心境の人、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
①やっぱり将来が不安
今まで安定して収入をもらっていた分、やっぱり「お金」については不安になります。現に、不安になってますもん。
退職後、フリーランスに転身してスムーズに収入を得ることができる人は少ないと思います。逆に考えると、フリーランスになる前の在職中に、営業の下準備を整えて退職後にすぐ収入を得ることが出来れば、不安も軽くなると思うのです。
将来が不安なのは重々承知ですが、ひとまずは在職中に出来ることをやってみましょう。収入を貰いながら準備できるというのは、精神的にもかなり違いますよ。
②周りに申し訳なさを感じるから
「私が退職すると、周りに迷惑かけるから…。」
「途中で仕事を投げ出すのは気が引ける…。」
内向的、消極的な方は、こう思ったことはないでしょうか?
大丈夫です。
周りは意外と淡白ですし、あなたが抜けたところで、会社自体にそんなにダメージはありません。
あなた1人が退職したとしても、なんだかんだで業務は回ります。自分を最優先して行動しましょう。
そうはいいつつも、退職した後の自分の仕事は必ずどなたかにやってもらうことになるので、退職前の業務の引き継ぎは抜けの無いようにしましょう。
職業によってはすぐに退職できない場合がある
漫画とかドラマでは、「今すぐ辞職します!」といって、「辞職表」を上司の突きつけ即辞めるシーンがありますよね。
見ていて気持ちはいいですが、現実は上記のようにうまくいきません。
退職を決めたなら、事前に上司に一報して退職日を伝え、その日に備えて職場を整理し、退職する、という流れが一般的です。
民法上では、退職の申し出の期間について定められています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:民法第627条(WIKIBOOKS)
多くの会社の「就業規則」では、退職の1ヵ月前に報告するよう定めているところが多いようですね。でも、会社は退職したい人を止める権利はありませんので、「お前は辞められない!」と言われる筋合いはありません。
ただし、「公務員」の場合は民間とは違い「任免権者」であるトップから、退職の承認を頂く必要があります。
こちらも規則によりますが、一般的には「3週間よりも前」に伝えるのが最適でしょう。手続き等を考えると、この期間が最短だと思います。
退職をされる方は、ご自分が所属されている会社の規則をよく読んだうえ、退職日を決められた方がよろしいと思います。
ちなみに管理人の場合は···
私の場合ですが、2019年の7月に退職を決めた後、今年2020年の2月中旬に退職の意向を伝えました。
まだ話が煮詰まっていませんが、退職予定日は、2020年8月の予定です。そうなると、約1年の歳月をかけて退職することになります。
当初は、もっと貯金をしたくて「2020年11月」に退職を予定していましたが、知人のアドバイスとTwitterフォロワーさんからのアドバイスもあって、時期を早めました。
お金も心配ですが、何よりもイラストの仕事を早くしたかったので思い切りました。このまま順調に事が進めば良いのですが…。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、「退職」を考えたら、即「退職」について、自分なりの考察と参考文献を紹介しました。
「時は金なり」という素晴らしいことわざがあるように、お金も大事ですが、何より「時間」はお金で買えません。
また、退職したくても退職できない不安事項はあると思いますが、考えただけでは1ミリも前に進めませんので、そんな時は、私のように書籍を参考にしたり、ご友人にアドバイスを求めたりなどをして、少しでも不安を軽くすることが大事です。
退職を考えている皆さん、私と一緒に、共に「退職」を目指して頑張りましょう!
それでは!
↓今回紹介した書籍です。この方の考え方を身に付けたら、ちょっと辛い今のご時世も乗り越えられるかもしれませんね。