おはようございます!無印かげひと(@kage86kagen)です。
突然ですが、みなさんにとっての「パワハラ」はどの程度までが「パワハラ」でしょうか?
殴る蹴るはもちろんのこと、大衆の前で叱責する、書類を投げ飛ばす、部下に使えない発言する、これらも完全にパワハラです。
残念ながら、私が勤めている会社は「悪くも悪くも」昔ながらの風習が根付いているので、「パワハラ」に該当する事象が起きても、加害者を注意したり、被害者を擁護したりすることはほとんどありません。
今の部署には2年前から勤務していますが、その間に私も「パワハラ」に抵触するようなことを受けたことがありました···。
本日は、個人的な鬱憤晴らしも兼ねて、「会社で受けたパワハラ」について紹介していこうと思います。
ここ数年で受けたパワハラ内容
①大衆の前で叱責された
これはつい最近の事ですが、職場の同僚が事務室に大勢いる中、職場の上司に声を荒らげられて叱責される、という経験をしました。
大声で叱責されることが大の苦手なので、ショックと悲しさで叱責が終わったあとにすぐにトイレに駆け込み、数分間泣き続けました。
叱られた内容ですが、取引先との調整ミスにより、当日納品予定だった物が納入されず、依頼元の上司に注意された···という内容です。
実は、この取引の発端は私ではなく、別の社員によるものでした。
私がお休み頂いた際に、代理で仕事をしてくれた方がいらっしゃったのですが、その方の調整不足により引き起こされたミスだったのです。
とは言いつつも、元はと言えば私の担当でしたし、「やってもらった」といおう思いもあるので、反論するのをぐっと我慢し、叱責中は「すみませんでした」の一点張り。
ちなみに、その間実際に取引をした社員も同じ事務室にいましたが、フォローすることなく「完全に知らんぷり」でした。(私の勤務歴を2倍にした、ベテラン先輩です)
この話に限らず、その1ヶ月間似たような事象が何回か発生してしまったので、
この「調整不足」の予防策として、平日にお休みを頂いたとしても、休日出勤して仕事をするようになりました···。
②書類を挟んだバインダーを投げられた
こちらは2年前の話になりますが、夜通しして作成した分厚い書類を、別の部署人に渡しに行ったら、
「これを持ってきてどうすんだよ!これじゃねぇよ!」
と言われ、5cmほどの分厚いA4用紙束を挟んだ「バインダー」を、まるで「フリスビー」かのように投げられてしまいました。
その場には、私とその先輩、他にも1人居合わせていましたが、案の定居合わせた人はその場を止めたり、私をフォローすることもありませんでした。
相手の満足いく書類を作れなかった私が悪いんでしょうけど、だからといって投げ飛ばさなくても···。
お叱りが終わったあと涙が溢れてきたので、逃げるようにその場を去りましたが、さっき居合わせた別の人があとを追いかけてきました。
なんの用事かと思ったら、「うちの先輩がごめんねー」と、一言。
内心「はぁっ!?」って思いました。
いや、詫びるくらいなら、その場で何かしらアクションを起こしてくれませんかね!?
全てが終わったあとに、さも「俺はあんたの味方だよ?」っていう後出しジャンケンをされたことにより、悲しみから怒りに変わっていきました。
もちろん、この件も誰かに訴えることなく、「泣き寝入り」案件です···。
ちなみに、「うちの先輩が···」と言った「ごめんね先輩」とは、この1年後、一緒に出張に行くことになります。
その先輩も先輩で、だらしなくよれた服装で相手会社に伺ったり、復路の新幹線で集合した際に、集合時間に10分遅れたり(新幹線発車5分前)、その時の顔が真っ赤で酒臭かったり、もう散々でした···。
年代によって「パワハラ」認知の差が違う
数年前から「働き方改革」によって、労働時間が見直されたり、暴力や過度な叱責なども、「パワハラ」に一発該当され、処罰もされるようになりました。
でも、このパワハラの程度って、年代によって認知の差が違うんじゃないかと思っています。
先程あげた、「バインダー飛ばし」も、私にとっては「パワハラ」に抵触するのでは?と考えていますが、40代~60代になると「俺はもっと酷かった」、「耐えられないやつは辞めちまえ!」と威張る人達が多い気がします。
そんな会社に数年いると、「バインダー飛ばし」も「ああ、周りも言わないからパワハラにならないんだな」と徐々に洗脳されてしまいますが、
それ「パワハラ」です。
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
訴えて是正する会社ならまだ救いがありますが、そもそも、そんな意見が上層部にまでいかない会社に勤務していても、心身が持ちません。
私のように、自分の心と体をを考えて、退職や転職することをオススメします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「働き方改革」が発令されたとはいえ、上下関係がある限り、パワハラはどうしても消えることがありません。
しかし、「過度な叱責」、「物を投げ飛ばす」といった行為は、完全に「パワハラ」に該当します。相手を萎縮させる上に、場合によっては相手に心身の怪我を負わせることになります。
パワハラ行為を訴えて是正できるような会社なら、まだ救いはあります。
ですが、訴えても「俺の時代は···」や「軟弱奴だ」と言われた場合、この先もパワハラが続きますので、見切りをつけて退職することをオススメします。
私も、この会社に「見切り」をつけましたので、今年の9月に退職することを決断しました。現在は、予定よりも早く退職してもいいかな?と思い始めています。
みなさんも、「パワハラ」にはお気を付けください!
それでは!
P.S
参考ですが、パワハラ続きでどん底になった時に助けてくれた本達を紹介します。
昭和の名作漫画のような絵柄で描かれる「田中圭一」さんの漫画エッセイ本です。
数10名の「うつトンネル」を抜け出したエピソードが描かれており、読んでいると抜け出すヒントを見つけることができます。
線画がちょっと過激な漫画ですが、線画と同じような精神状態になっている方に送りたい一冊です。
人生を辞めるくらなら、現在の環境から離れてみましょう。
みなさんも、被害者加害者問わず、「パワハラ」にはお気をつけください。